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NO.219

カーボンオフセット関連サービスの新しいサイトがオープン

■■ ESHの解決策
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                          2008.11.19 No.219

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

週初め、またもや残酷なひき逃げ事件が起きてしまいました。大阪府富田林市
で新聞配達中の16歳の少年が軽ワゴン車にひき逃げされ、約6キロ離れた駐
車場で遺体で見つかったということです。

10月18日には大阪市淀川区で女子中学生の無免許運転によるひき逃げ、2
0日には同じく大阪の繁華街である梅田で30歳の会社員が3キロにわたって
引きずられて死亡、11月10日には千葉県香取市で24歳の銀行員が帰宅途
中に19歳の少年が運転する軽トラックにはねられて死亡するなど、最近大き
く報道された事件だけでもたくさんあります。

事件の背景には、飲酒運転であったり、無免許であったり、精神的にイライラ
していたり、と犯人の身勝手な事情があるようですが、事故を起こしてしまっ
た後の非道な振る舞いに本当に腹が立って仕方ありません。(故意にはねてい
るケースもありますが。)

どんなに注意しても事故は起きてしまうものです。起きてしまった事故に対し
て、一体自分は何をすべきなのかを考え、対応できる人間らしさを失わないで
欲しいと願わずにはいられません。 (門)

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■お知らせ

ESHエキスパートを発行する弊社:環境ワークス株式会社は、10月28日、弊社
が2008年度に発生した次のCO2、13トンを国連認証クレジット(排出権)
を購入することにより相殺する、カーボンオフセットを完了しました。

弊社では、自社のカーボンオフセットの経験と関連保有資格をベースとして、
カーボンオフセット・プロバイダーのジーコンシャス社と提携し、カーボンオ
フセットに関連するコンサルティングや排出量算定などの支援サービス提供を
スタートしています。

カーボンオフセットの新しいサイトもご覧ください。

 → http://esh.co.jp/carbonoffset/index.html

お問合せはこちら

→ info@esh.co.jp

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■環境不祥事の教訓

◆ 昭和電工、ホスゲンまた漏出 会津若松

15日午後1時20分ごろ、福島県会津若松市河東町の昭和電工東長原事業所
で、ガス濃度の異常を示す警報が作動した。同社は、有毒ガス「ホスゲン」が
漏れ出したとみている。けが人や体調不良を訴えている人はいない。同事業所
では8月にもホスゲンの漏出事故が起き、福島県から施設改善の措置命令を受
けて、10月3日に操業を一部再開していた。

会津若松署や同社によると、ホスゲンの漏出があったのは、事業所のほぼ中央
にあるホスゲンの合成室と貯蔵室の付近とみられる。両室内の検知器のほか、
施設外側の検知器の警報が鳴った。ガス濃度は最高で0.3ppmを記録。警
報作動で室内の機械設備が自動停止し、濃度は一時間後にゼロになった。

現場は、8月に事故があった第一合成棟の東側。敷地境界付近ではホスゲンが
検知されず、敷地外への漏出はなかったとみられる。同社は「漏出量は微量で
人体に影響はない」と説明。詳しい原因を調べている。

同社は警報作動後、周辺住民に電話や放送で有毒ガスの漏出を知らせ、屋内に
入って窓や戸を閉めるよう呼び掛けた。

相次ぐ事故に周辺住民は不安を募らせ、無職男性(78)は「たびたび不安に
させられては困る」と怒りの表情。商店経営の男性(72)は「たるんでいる
のではないか」とあきれ顔で話した。

同事業所の能島弘充所長は「操業再開に当たっては万全の対策を講じたつもり
だったが、ご迷惑をお掛けし申し訳ない」と陳謝した。

ホスゲンは農薬や合成樹脂の原料となる物質。吸い込むと呼吸困難や肺水腫を
引き起こして死亡する場合がある。8月の事故では、周辺住民ら17人が目や
のどの痛みを訴え、県が大気汚染防止法に基づき施設使用の一時中止を命令し
た。

(11月16日6時12分配信 河北新報より)

◆教訓

大気汚染防止法の「特定物質」であるホスゲン、同法では、故障、破損その他
の事故が起こり、ばい煙又は特定物質が多量に排出されたとき、排出者は直ち
に応急の措置を講じ、復旧に努めるとともに事故の状況を都道府県知事に通報
しなければなりません。

また、都道府県知事は、事故により周辺の区域における人の健康に影響がある
と認めるときは、排出者に対して、必要な措置をとるようを命ずることができ
る、としています。

同社では10月30日に次のとおり操業再開のプレスリリースをしています。

【抜粋】
事故発生以来、行政各機関のご指導をいただきながら、抜本的な再発防止策を
講じてまいりました。改善対策が終了しました一部施設につきましては、10月
2日に、福島県会津地方振興局より使用再開許可をいただき操業を再開してお
ります。操業を停止していた残りの施設につきましても、対策完了を同局にご
確認いただき、本日、使用再開の許可をいただきました。

この間、地域住民の皆様には、緊急時の住民の方への通報連絡改善を含む再発
防止対策の内容についてご理解をいただくため、説明会および現場見学会を重
ねて実施してまいりました。

これを受け、明10月31日より、本日許可をいただいた施設につきましても操業
を順次再開する所存でございます。

これまでの抜本的対策に加えて、今後、従業員への教育と連絡・通報に関する
訓練を定期的に行い、二度とこのような事故を発生させないよう徹底してまい
ります。

漏洩が発生したことはもちろん遺憾ですが、今回は、検知器が作動し機械設備
が自動停止し、敷地境界では検出されず、ただちに近隣住民の安全確保のため
に、近隣住民へ広域放送や緊急電話等で連絡し、警察、消防等関係機関へ通報
したとのことです。(同社のホームページより)

8月9日の事故では従業員・敷地内の企業の方計16名、および近隣の方1名、が
不調を訴えて診察受けたことから考えると対応が改善されたことは評価される
と思います。

しかし運転再開後わずか2週間で事故が起きてしまったことは、やはり責めら
れても仕方ないのかもしれません。

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■労働災害の真相

◆塩素ガス:総菜工場で発生、14人が病院へ-東京・大田 (11/5)

8日午前11時40分ごろ、東京都大田区の食品会社の総菜工場の工場長から、
「ガスが発生し従業員が倒れた」と110番があった。作業中に誤って塩素ガ
スが発生し、20~57歳の従業員男女14人が気分が悪くなり病院に搬送さ
れた。いずれも軽症。

調べでは、作業員6~7人が工場2階で、塩酸と次亜塩素酸ナトリウムを混合
して、野菜などの総菜を洗浄する消毒液を作る作業をしていた。その際、男性
作業員(41)が誤って高濃度の塩酸を混ぜたため、塩素ガスが発生したとい
う。当時工場内には38人が働いていた。

警視庁蒲田署は業務上過失傷害容疑で工場長らから事情を聴いている。

◆解説

塩酸(塩化水素)は特定化学物質第三類物質です。

この事故の詳細は不明ですが、消毒液を作るのに設備を使うとすれば「特定化
学設備」に該当し、作業規程を定めるなど他の条項も必要となります。

容器での混合だけならば、作業主任者の選任と作業主任者による作業指揮が必
要となります。

また、漏洩した場合には退避させることも必要となります。

次亜塩素酸ナトリウムに塩酸を混ぜる(原液を)とは信じ難いことと考えがち
ですが、化学が専門でない方にとっては起こりうる行動です。

特に重要なことは絶対にしてはいけないことを具体的に明記することです。
例えば「原液は絶対に混ぜるな」と大きく表示することも有効なことでしょう。

ルール化と教育の重要性を示す教訓とすべき事例です。

★法令の根拠は?従業員への周知徹底のベストプラクティスは?
ESHエキスパートで詳述します!

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■新着情報

・「排出量取引の国内統合市場の試行的実施」全国説明会について

・「国内CDM」 東大、ローソンなどが申請

・2007年度の温室効果ガス排出量(速報値)について

・ISO9001:2008の発行について

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介
 
 
■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介
 

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報17件

 
■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報46件

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp

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【発行元】
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発行責任者 黒崎

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