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NO.289

ヒ素紛失届け出の九大准教授、飛び降り自殺か/福岡

■■ ESHの解決策
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                          2011.10.19 No.289

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
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◆ご挨拶

秋らしい爽やかな陽気が続いています。各地では紅葉も見頃となり、絶好の行
楽シーズンを迎えました。自然が様々な色彩で華やぐ秋は日本で最も美しい季
節といえるのではないでしょうか。景色を愛で、美味しい秋の味覚をいただ
く・・・日頃の慌しさを忘れ、心静かなひと時を過ごしたいものです。

さて先日、前々から行きたいと思っていたシルク・ドゥ・ソレイユの「ZE
D」をようやく観ることができました。

カナダで生まれた「シルク・ドゥ・ソレイユ」とはフランス語で「太陽のサー
カス」の意味だそうで、5つの大陸の200都市を超える8,000万人以上
の観客に感動を提供し続けています。

サーカスといっても動物は一切登場せず、人間の鍛え抜かれた極限の技と美に
よるパフォーマンスは圧巻の一言に尽きました。

残念ながら同公演は今年の12月31日をもって日本から撤退するとのことで
す。機会がありましたら是非足を運んでみてはいかがでしょうか?(門)

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■環境不祥事の教訓

◆今回は産業廃棄物処理業者に関して次の2件の事故が発生しています。

● 通行人に希硫酸、3人軽傷 神戸で工場の配管が破裂 (10/4)

4日午前10時すぎ、神戸市東灘区町のA社に、近くを通行していた男性から
「体に液体がかかってヒリヒリする」と連絡が入った。工場内の配管が破裂し
て希硫酸が飛び散っているのを社員が見つけ、市を通じて東灘署に通報。男性
3人の顔などに希硫酸がかかったが、いずれも軽傷という。

同署や同社によると、希硫酸は重金属の廃液を中和処理するために使用。建物
の外側に設置された配管で屋上のタンクにくみ上げる際、2つあるバルブのう
ち一方のみを開けたため、もう一方に圧力がかかって破裂したとみられる。
(msn産経ニュース)

● 伏見の産廃処理工場が全焼 (10/5)

5日午前1時40分ごろ、京都市伏見区、産業廃棄物中間処理会社の工場から
出火、平屋建て約590平方メートルが全焼した。けが人はなかった。

伏見署によると、工場内の作業場にあった木材チップ約160立方メートルが
焼け、午後1時現在、くすぶっている。出火当時は無人で、4日夕方以降は稼
働していなかった。

現場は京阪藤森駅から東に約2キロ。名神高速道路に隣接し、一時は速度規制
をしたが大きな影響はなかった。
(京都新聞)

◆解説

本年4月1日施行の改正「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」では、”処理の
状況に関する確認を行う”ことが排出事業者の努力義務として追加されました。

【廃棄物の処理及び清掃に関する法律】

第12条7項
事業者は、前二項の規定によりその産業廃棄物の運搬又は処分を委託する場合
には、当該産業廃棄物の処理の状況に関する確認を行い、当該産業廃棄物につ
いて発生から最終処分が終了するまでの一連の処理の行程における処理が適正
に行われるために必要な措置を講ずるように努めなければならない。

多くの企業では、法改正以前から現地確認を熱心に実施していますが、そのレ
ベルはさまざまです。

ISO14001・OHSAS18001の認証取得や優良産廃処理業者認定制度により現地確認
を軽減している組織もありますが、誠に残念なことながら、それらも安心材料
にはなっても切り札にはなり得ません。

BCM(事業継続マネジメント)の観点からは事例のような防災、安全面から
の確認も不可欠です。

排出事業者として、自社の産業廃棄物処理を委託するのに相応しい業者である
か否かを慎重に見極めることが期待され、特にその見極めができる確認者の力
量を向上させることが期待されます。

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■労働災害の真相

◆ヒ素紛失届け出の九大准教授、飛び降り自殺か/福岡(10/11)

11日午前7時すぎ、福岡市中央区鳥飼のマンション駐車場で、「人が倒れて
いる」と女性から110番があった。福岡県警中央署員が駆け付けたところ、
このマンションに住む九州大生物環境利用推進センター(同市東区)の男性准
教授(47)があおむけで倒れており、間もなく死亡が確認された。マンショ
ン7階の通路に台が置いてあったことから、同署は飛び降り自殺を図ったとみ
ている。

准教授は5日、実験で使っていたヒ素約15グラム(100人分の致死量に相
当)が入った瓶を紛失したと大学に報告。大学側は県警に届け出て記者会見で
発表したが、瓶は7日に保管庫で見つかった。紛失は准教授の勘違いとみられ、
同署は死亡との関連を調べている。

同署によると、自宅のパソコンから遺書のようなものが見つかったという。
(時事通信社)

◆解説

事件の顛末を九州大学HPとマスコミ報道から確認します。

10/6
本学におけるヒ素化合物(ヒ酸1水素2ナトリウム)の紛失について

九州大学生物環境利用推進センターにおいて、10月4日、実験に使用してい
たヒ素化合物(ヒ酸1水素2ナトリウム)15.06グラムを紛失したことが判明
しました。
同センターでは、9月29日に実験室において、准教授1名とテクニカルスタッフ
1名が実験のために上記ヒ素化合物を使用しました。その際、使用したヒ素化
合物を実験室のテーブルに置いたまま部屋を施錠せず退出し、2時間半後に実
験室に戻って実験を継続しました。
 10月4日に、同准教授がヒ素化合物15.06グラムがないのに気付き、全力を挙
げて捜索にあたりましたが、見つからないため、10月5日に福岡東警察署に届
け出を行いました。
 同センターで利用しているヒ素化合物は、毒物及び劇物取締法により医薬用
外毒物に指定されており、本学においても法令及び学内規程に基づき適正な管
理に努めているところですが、このたびの紛失により学内外の皆様に大変なご
心配、ご迷惑をおかけすることとなったことについて深くお詫び申し上げます。
 本学は、このような事態となったことを厳粛に受け止め、全学の毒物及び劇
物の管理方法の見直しを行い、二度とこのような事態を起こさないよう取り組
んでまいります。

10/6マスコミ報道
九州大学でヒ素紛失 100人程度の致死量

 九州大学は6日、福岡市東区の九大生物環境利用推進センター研究棟の実験
室で保管していた瓶入りのヒ素15.8グラムを紛失したと発表した。5日深
夜、福岡県警東署に盗難届を提出。同署によると、100人程度の致死量があ
ると言い、窃盗の疑いで調べている。

 九大や同署によると、ヒ素は9月29日、農学部の准教授が土壌研究のため
保管庫から取り出して実験室内で使った。今月4日に再び使おうと保管庫を確
認したところ、瓶がなくなっていたらしい。准教授は「(9月29日は)瓶を
机の上に置いたまま、実験室の施錠をせずに離れてしまった。なくなったのか
盗まれたのかはわからない」と話しているという。
(asahi.com)

10/13
本学におけるヒ素化合物(ヒ酸1水素2ナトリウム)の紛失について

10月7日に本学生物環境利用推進センター研究員室(実験室)内の保管庫で見
つかった瓶の内容物は、福岡県警の鑑定により、先に紛失したと発表したもの
と同一のヒ素化合物(ヒ酸1水素2ナトリウム)であり、分量も同量であるこ
とが判明しました。
 紛失が判明してから今日まで、周辺住民の皆様をはじめ学内外の皆様には多
大なご心配とご迷惑をおかけしましたことをあらためてお詫び申し上げます。
 本学においては、10月12日に本件についての調査委員会を立ち上げ、今回の
事態に至った原因や再発防止に向けた対策等について調査・検討を開始しまし
た。大学として二度とこのような事態を起こすことがないように対策を講じて
まいります。

自殺に至った事情は不明ですが、優秀な人材を亡くしたことは残念であり、毒
劇物管理の重要性の教訓としたい事件だと思います。

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

 Think Behavior, Forget Results

■新着情報

・「低炭素杯2012」のエントリー募集について

・「産廃スクラム30」の不法投棄撲滅強化月間について

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 5件

■不法投棄関連情報

 全国の労働災害・書類送検情報 1件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 10件

★不祥事・災害事例の出典:明記のないものは毎日新聞

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