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NO.461

厚労省“ブラック企業リスト”更新 作業員死亡事故が起きた「三井住友建設」など追加

■■ ESHの解決策
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2018.12.19 No.461

企業の環境&安全衛生、ISO14001、ISO45001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

2018年のメルマガは今号が最後の発行となります。

今年も多くの皆様にご愛読いただき誠に有難うございました。月2回の発行を
達成できたことは読者の皆様のお陰であり、厚くお礼申しあげます。

今年3月にはISO 45001が発行されました。関連して、11月には「ISO 45001実
践ハンドブック」を出版することができました。

ISO 45001が日本の労働安全衛生管理の改善の契機となることを願っています。

来年も読者の皆様のお役に立つ情報をお届けできるよう、誠心誠意努力する所
存ですので、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

なお、新年のメルマガは、1月9日(水)の発行となります。

師走でご繁多の毎日が続くことと存じますが、どうぞご自愛のうえ良い新年を
迎えられることをお祈りいたします。

編集長 黒崎由行

 

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弊社代表の黒崎が執筆した『ISO 45001実践 ハンドブック』、好評発売中です。

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労働調査会: http://www.chosakai.co.jp/publications/21775/

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Amazonへのカスタマーレビューへの書き込みもよろしくお願いいたします。

 

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■環境不祥事の教訓

◆大戸川に重油が流出 県が調査/滋賀 (12/6)

5日午後2時半ごろ、甲賀市信楽町にある障害児の入所施設「信楽学園」で寮
の風呂を沸かすための燃料のタンクから重油があふれ出ているのを職員が発見
した。

県によると、あふれ出た重油は推定でおよそ300リットルに上り、一部は側
溝をつたって近くを流れる大戸川に流れ込んだという。

県などが燃料タンクを調べたところ、重油の量を自動で調節する装置が故障し
ていたほか、タンクから漏れた重油を受け止める容器のバルブが開いていた。

これまでに側溝や川にオイルフェンスを設置してさらなる流出を防ぐとともに、
吸着マットや薬品を使って汚染の広がりを防ぐ対策を取った。

県は6日、大戸川のおよそ7キロ下流までの間で被害状況などを調査した結果、
一部で水面に油が浮いているのが確認されたものの、目立った影響は見られな
かったという。

また重油が上水道に混じるおそれはなく、これまでに被害の報告もないとして
いる。

大戸川では、毎年この時期にニジマスなどの稚魚の放流が行われることから、
県では今後も環境への影響を調査することにしている。

重油があふれ出たことについて、信楽学園の園長は「周辺や川の近くの住民の
皆さんには大変ご迷惑をおかけし、申し訳ありません。県や市に協力してもら
い油を取り除く作業を急いで進めたい」と話している。

重油があふれ出た燃料タンクなどを確認した県の甲賀環境事務所は、「暗きょ
になっている水路に油がたまっているかもしれないので、適切に処理できるよ
う施設と話していきたい」と話している。
(NHK NEWS WEB)

 

◆解説

毎年のように発生している重油のサービスタンクからの漏えい事故です。

液面計が故障してオーバーフローし、しかも防液提のバルブが開いていたとい
う典型的な事故です。

繰り返される危険物に関する事故ですが、その要因として技能の伝承不足が挙
げられます。その技能には、事故事例を知ることも含まれます。

技能伝承に有効な資料として、「危険物等事故事例から学ぶ教育資料」(川崎
市危険物等保安審議会・平成30年3月)があります。

同書には、次のとおり記されています;

近年、ベテラン世代の退職により技術伝承不足が要因と思われる危険物等の事
故が、全国各地で見受けられるようになっています。
そのような背景を踏まえ、川崎市危険物等保安審議会では、危険物等を取扱う
事業所における事故の未然防止を目的として、このたび過去の事故事例の教訓
を効果的に学習できる「危険物等事故事例から学ぶ教育資料」を上梓しました。

多くの事例が掲載され、「設問」及び「解答と解説」が記されており、自社の
リスクに近い事例を探し、教材として利用することをお薦めします。

http://www.city.kawasaki.jp/840/cmsfiles/contents/0000096/96474/jikojirei.pdf

 

★「危険物等事故事例から学ぶ教育資料」より本件の類似事例を「ESHエキス
パート」でご紹介しています!

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☆【ESHエキスパート】は大手ISO審査機関に審査員教育用資料として
採用されています。

 

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■労働災害の真相

◆厚労省“ブラック企業リスト”更新 作業員死亡事故が起きた「三井住友建設」など追加 (12/3)

厚生労働省はこのほど、労働基準関係法違反の疑いで送検された企業のリスト
を更新した。10月までの分として57社を追加した一方、厚労省が「掲載の必要
性がなくなった」と判断した企業を削除したため、掲載企業は452社となった。

過労死ゼロを目指す取り組みの一環で、2017年5月にWebサイト上に初公開。公
表から1年がたったため現在は削除されているが、当初は電通本社やパナソニ
ックなどの大企業が名を連ねる“ブラック企業リスト”として話題を呼んだ。
今回の更新では、準大手ゼネコンの三井住友建設(東京都中央区)が追加され
た。同社は、(1)工事現場における危険防止措置の実施例、(2)現場巡視の
実施状況、(3)安全性教育の進捗(しんちょく)状況――などを記した「統
括管理状況等報告書」を労働基準監督署に提出する義務があったにもかかわら
ず、期日までに提出しなかった。

『日本経済新聞』の報道によると、提出しなかったのは今年1月、4月の2回。
同社では今年3月、大阪府枚方市の新名阪高速道路の建設現場で足場が崩れ、
下請け会社に勤める30代男性作業員が落下し、死亡する事故も起きていた。

大手鉄鋼メーカー・神戸製鋼所の加古川製鉄所(兵庫県加古川市)もリスト入
りした。同所は高さ45メートルのボイラー内で労働者を作業させる際、墜落防
止措置を講じていなかった。

このほか、労働者に掘削作業を行わせた際、地山の崩壊を防ぐ措置を講じてい
なかった建設会社・本田建設工業(愛媛県松山市)、無資格の技能実習生に最
大荷重1トン以上のフォークリフトを運転させたキノコ栽培業者・キノテック
(長野県上田市)、労働者5人に対し、最長15カ月分の定期賃金計159万円を支
払わなかった伝統工芸品製作会社・江渕鏡台店(徳島市)――などがリストに
追加された。
(ITmedia)

 

◆解説

この「ブラック企業リスト」は、多くの方が労務問題(労働基準法)が対象だ
と思っています。

しかし、本リストの正式名称は、「労働基準関係法令違反に係る公表事案」で、
労働安全衛生法も対象となります。

労働安全衛生法関連法により書類送検されると自動的に本リストに掲載される
仕組みとなっています。

労働災害の企業リスクは次のとおりです。

・傷害疾病リスク
・リーガルリスク(法令リスク)
・マーケットリスク
・レピュテーションリスク(風評リスク)

レピュテーションリスク(reputation risk)とは、企業に対する否定的な評
価や評判が広まることによって、企業の信用やブランド価値が低下し、損失を
被る危険度。評判リスクや風評リスクともいう。

ブラック企業リストの公表制度により、労働災害のレピュテーションリスクが
高まったと言えます。

OHSMSによりコンプライアンス対応を強化し、レピュテーションリスクを低減
することが必要となります。

「災害は先人の血で書かれた文字である」という格言があります。本リストに
記載された事例から学ぶことも有効です。教育資料としても利用されることを
推奨します。

 

★「ブラック企業リスト」の労働災害件数を「ESHエキスパート」でご紹介し
ています!

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■復活!今日の言霊

当選確率が非常に低い宝くじを買う人は大勢いるのに、
それよりもずっと実現確率の高い自分の夢に挑戦する人はわずかしかない。

 

■新着情報

・ISO 45001対訳 ポケット版の発行

・ESHデータバンクに資料を追加しました
報道記事抜粋(2018年5-8月追加分)

■環境不祥事の教訓

より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

全国の事故・事件情報 8件

■労働災害レポート

全国の労働災害・書類送検情報 19件

【ESHエキスパート】 → https://www.esh.co.jp/expert.html

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【発行元】
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発行責任者 黒崎

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