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NO.229

地下配管からの油漏洩

■■ ESHの解決策
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                          2009.4.15 No.229

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

ここ最近、暖かいを通り越して暑い日が続いていますね。日曜日は宇都宮市主
催のイベントに出かけたのですが、気温と人の熱気とで1時間ほどですっかり
バテてしまいました。

さて、例年ご紹介していますが、財団法人社会経済生産性本部から今年の「新
入社員タイプ」が発表されました。

平成21年度は「エコバッグ型」です。

「環境問題(エコ)に関心が強く、節約志向(エコ)で無駄を嫌う傾向があり、折
り目正しい。小さくたためて便利だが、使うときには大きく広げる(育成する)
必要がある。

酷使すると長持ちしない(早期離職)が、意外に耐久性に優れた面もあり、活用
次第で有用となるだろう。早く消費を上向かせ、エコバッグを活用する機会を
増やしたいものである。」

今年の新入社員は、前年にひきつづき楽勝ムードで就職活動がスタートするも、
昨年秋の金融危機により一気に立場が逆転し、入社寸前まで内定取消にびくび
くする毎日を送ったようです。波瀾万丈のストーリーに翻弄された今年の新入
社員…そんな彼らの今後の活躍に期待します! (門)

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■環境不祥事の教訓

◆油漏れ:閉鎖工場の敷地内配管から 57キロリットル、地中に/北海道
(4/7)

恵庭市の大和ハウス工業旧札幌工場(昨年3月閉鎖)の敷地内で、配管から重
油約57キロリットルが地中に漏れていたことが分かった。敷地外への流出や
地下水への混入は確認されていない。

市生活環境部と同社によると、屋根の雪を解かすため燃料タンクに重油を補給
して暖房をつけていたところ、減り方が早いのを管理人が不審に思い消防に連
絡。昨年7月の工事で誤って配管を破損したとみられる。地中から吸い上げて
回収する。

◆重油漏出:県産業施設で、地中に推定1500リットル/鳥取 (4/8)

6日、境港市の県産業技術センター食品開発研究所で、職員が施設内の重油メ
ーターがゼロを指し示していることに気付き、夕方になって配管から重油が漏
れていることが分かった。

漏れ出た重油は約1500リットルと推定されるという。境港消防署などの調
査では、研究所の敷地外への漏出は確認されていない。

研究所によると、暖房用ボイラーと機械室のオイルタンクをつなぐ床下の配管
から3日から6日にかけて漏出したとみられる。研究所がコンクリートを掘削
して配管の調査を進めている。

◆解説

2日続けて地下配管からの漏洩のニュースです。

土壌汚染の修復費用は簡単に億単位となり、コスト的にも莫大なリスクとなり
ます。増して地下水汚染にまで至った場合は更に膨れ上がります。

地下配管は最大の環境リスクだと認識して対策することが期待されます。

特に危険物の地下埋設配管については、タンクとともに、消防法第14条3の
2で、年1回以上の定期点検が義務付けられています。加圧方法、微加圧法、
微減圧法のいずれかにより 年1回以上の点検が必要となります。

また、水質汚濁防止法14条の2(事故時の措置)では、工場及び事業場で貯
蔵施設や油分離槽の損傷何らかの原因で油が河川に流出したり、地下に浸透し
た場合には、直ちに防止するための措置と届出が義務付けられています。

原油・重油・潤滑油・軽油・灯油・揮発油・動植物油などを貯蔵する「貯油施
設」と油分離槽が対象となりますので、速やかな通報を忘れてはなりません。

油類よりさらに深刻なのは酸・アルカリや有害物質の地下配管です。古い工場
では未だに残されているケースもあり、早急な対応が必要です。

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■労働災害の真相

◆柏崎刈羽原発:火気作業、再開 火災から1カ月ぶり 総決起大会で安全誓
う/新潟 (4/3)

東京電力柏崎刈羽原発は2日、中越沖地震後の復旧作業中に8件相次いだ火災
を受けて停止していた火気や危険物を扱う作業を約1カ月ぶりに再開した。

3月5日の1号機での火災後、柏崎市消防本部に提出した改善計画書が了承さ
れ、同27日に火気作業禁止命令が解除されていた。

東電によると、この日は6号機タービン建屋で使っていた揮発油などの危険物
を屋外の保管庫に搬出。今後、低温でも引火しやすい洗浄液を原則として使わ
ず、作業現場への危険物持ち込み量も必要最小限にとどめるという。

作業再開に先立ち、東電は下請け作業員約2000人に対し、火災の怖さを体
験する防火教育を受講させた。2日午前には東電と下請け会社の1050人に
よる安全総決起大会が開かれ、安全作業の徹底を誓い合った。

◆柏崎刈羽原発の煙騒動:なんと9件目の火事だった/新潟 (4/12)

柏崎刈羽原子力発電所で11日深夜、火災報知器が煙を感知した問題で、報知
器の作動は倉庫内に設置された空調機のモーターが焼けたことが原因だったこ
とが12日、柏崎市消防本部の調べで分かった。

復旧作業中の火災はこれで9件目となり、間近とみられていた7号機の運転再
開に影響を与える可能性も出た。

同本部によると、消防が到着した際、倉庫内の空気を循環させる空調機のモー
ターから煙が出ていた。モーターの電源が自動で遮断されたため、火は自動で
消し止められたが、モーターや配線の一部が焦げた。

柏崎市消防本部は12日、東電に対し、原因究明と再発防止を求める文書指導
を行った。地震後、消防が行政指導を行うのは5度目で、「これまでも再三に
わたって指示、命令してきたにもかかわらず、極めて遺憾」との厳しい表現で
注意。今回出火した空調機と同様の機器を総点検するよう指示した。

また、知事は13日、記者団に対し、「大変遺憾だ。指揮命令系統など、問題
がどこにあったのか責任関係を含めて報告してもらう必要がある」と述べた。

所長は市長に「心配とご迷惑を掛けた」と陳謝。「発電施設だけでなく事務所
など全施設を対象にした総点検の計画を作成する」とした。

◆解説

総決起大会で安全を誓って間もなく9件目の火災が出てしまう残念な結果とな
りました。

11日の火災は作業が原因ではありませんが、最も安全が要求される原発で空
調機のモーターが燃えるとは近隣住民にとっては許し難いことでしょう。

ところで、消防本部に提出した改善計画書で「揮発油などの危険物を屋外の保
管庫に搬出。今後、低引火点の洗浄液を原則として使わず、作業現場への危険
物持ち込み量も必要最小限にとどめる」という改善策は当然のことですね。

「安全作業の徹底を誓い合う」ことも大切ですが、必ず守るためのシステムも
重要だと思います。システムを作り完全な運用を図ることがトップの務めです
ね。

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