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NO.280

工場から塩酸流出 静岡

■■ ESHの解決策
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                          2011.6.1 No.280

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

毎年、楽しみにしているサラリーマン川柳コンクール(第一生命)の優秀作品
が発表になりました。今年のベスト3には次の作品が選ばれました。

  第1位: 「久しぶり~ 名が出ないまま じゃあまたね~」
  第2位: 「クレームも 社員じゃわからん パート出せ」
  第3位: 「何になる? 子供の答えは 正社員」

その他の作品はこちらから
⇒ http://event.dai-ichi-life.co.jp/company/senryu/24th/best_10.html

“サラ川”の愛称で親しまれ、多くの応募作品が寄せられるという同コンクー
ルですが、サラリーマンたちの悲哀を感じつつ、ふむふむと納得したり、思わ
ず笑ってしまったり・・・。

昨年発表された流行語大賞の“ゲゲゲ~”や、スマートフォンにスカイツリー、
ツィッター、3Dといった話題のキーワードを巧みに世相に盛り込んだ秀作がず
らりと並んでいます。(門)

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◆お知らせ

■OHSAS18002/18001無料セミナー

BSIグループジャパンは、OHSAS18002に関する無料セミナーを開催します。3月
に邦訳版が発行されたOHSAS18001のガイドラインOHSAS18002に関連するセミナ
ーは日本初です。

18002翻訳委員会の委員でもある弊社代表の黒崎が講師を務めます。是非とも
ご参加ください。

詳細は次のサイトをご覧ください。

http://www.bsigroup.jp/18001seminar_top

■ESHエキスパート3周年記念キャンペーン

本メールマガジンをさらに充実させた有料のメールマガジン「ESHエキスパ
ート」が3周年を迎えました。

その記念として、年会費30%OFFの特別キャンペーンを開催します。

詳細は次のサイトをご覧ください。

http://www.esh.co.jp

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■環境不祥事の教訓

◆工場から塩酸流出 静岡 (5/21)

静岡市は20日、同市清水区蒲原の飲料メーカー「美山名水」の工場から塩酸
の溶液が流出したと発表した。

発表によると、19日午後4時半頃、同工場のタンクに上って点検作業をして
いた男性が、誤って工具を落とし、配管が破損。タンクに入っていた濃度35
%の塩酸溶液2000リットルのうち、約1000リットルが側溝を通って約
300~350メートル離れた堰沢川に流れ込み、さらに約200メートル先
の駿河湾に流出した。

市は、同日午後6時20分頃、事業所の排水口と堰沢川への放流口で水素イオ
ン指数(pH)の簡易検査をしたところ、平常値を下回った。20日の精密検
査でも、駿河湾沖合が8.2、堰沢川が7.8~8.4で、平常値(6.5~
8.6)の範囲内だった。
(読売オンライン)

◆解説

工具を落として配管を破損させ漏洩に至るとは、あり得ないことが起こるもの
ですね。

さて、この事故は本年4/1に施行された水質汚濁防止法(以下、水濁法)の事
故時の措置に関連する事故でもあります。

改正前の水濁法では、事故時の措置に係る項目として「有害物質」と「油」が
適用されていました。

これに対して改正水濁法では、「指定物質」についても事故時の措置の義務が
適用されることとなりました。

【水質汚濁防止法】
第十四条の二(事故時の措置)
2 指定施設を設置する工場又は事業場(以下この条において「指定事業場」と
いう。)の設置者は、当該指定事業場において、指定施設の破損その他の事故
が発生し、有害物質又は指定物質を含む水が当該指定事業場から公共用水域に
排出され、又は地下に浸透したことにより人の健康又は生活環境に係る被害を
生ずるおそれがあるときは、直ちに、引き続く有害物質又は指定物質を含む水
の排出又は浸透の防止のための応急の措置を講ずるとともに、速やかにその事
故の状況及び講じた措置の概要を都道府県知事に届け出なければならない。

「指定物質」(施行令 第三条の三)には、塩化水素、硫酸、水酸化ナトリウ
ム(苛性ソーダ)、次亜塩素酸ナトリウム、トルエンなど広く使用される物質
も含まれています。

改正水濁法では、これらの「指定物質」を製造し、貯蔵し、使用し、若しくは
処理する施設は「指定施設」となり、事故時の措置の対象となりますが、量や
濃度の基準はありません。

難しいのは、”人の健康又は生活環境に係る被害を生ずるおそれがあるとき”
の判断ですが、後手に廻って社会的信用を失うことがないよう適切に判断する
ことが重要です。

施行から2ヶ月が経過していますが、ISO14001審査においてもこの改正が把握
されていないケースが散見されます。まずは法令を確認することをお薦めしま
す。

★漏洩事故対応のベストプラクティスを「ESHエキスパート」でご紹介してい
ます!

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   採用されています。

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■労働災害の真相

◆労災:セクハラで精神疾患 裁判の途中で認定 (5/16)

派遣された職場で上司からセクハラを受け、精神疾患になったのに労災認定さ
れなかったとして、北海道の女性が処分取り消しを求めた東京地裁の訴訟で、
国が裁判の途中で労災と認め、休業補償の一部給付を決めた。女性側が16日、
記者会見し明らかにした。

弁護団は「訴訟中に国がセクハラによる労災を認めたのは画期的。女性が追い
つめられた状況を詳細に調べて示した結果ではないか」と説明。女性は「精神
疾患を持ちながら闘うのは困難を極め、生活面の不安も大きかった」と話した。

弁護団によると、女性は03年ごろから上司にメールで「愛している」などと
告げられ、食事や旅行に誘われた。拒否すると威圧的な言動を取られ、精神疾
患を発症し、派遣先をやめた。

07年に函館労基署に労災申請したが、「業務が原因ではない」として不認定
となり、昨年1月、東京地裁に提訴。国側は今年2月、業務に起因するとして
別の仕事に就いた期間などを除き休業補償の支給を決定。女性側は訴えを取り
下げた。

◆解説

労働災害において、メンタルヘルスの比重は高まる一方ですが、その中にはセ
クハラも含まれています。

厚生労働省によると、2009年度に労災申請があったうち、セクハラや類す
る行為があったと認められたのは16件で、セクハラによるストレスが原因で
労災として認定されたのは4件だけだったとのことです。

厚生労働省では、精神障害の労災認定の基準に関する専門検討会に「セクシュ
アルハラスメント事案に係る分科会」を設け、セクハラへの対応の強化を検討
しています。

5/17には、第4回目の会合が開かれ、現在はセクハラは一律に心理的負荷の強
度をⅡとしていますが、身体接触あるいは性的な発言でも反復継続の程度等を
要素としてⅢ(強)に修正することも検討されています。

2006年には、北米トヨタのCEO(65)が、元秘書へのセクハラ問題で辞任に追
い込まれ、約215億円もの損害賠償を請求された事件も起きています。

労災や訴訟の対象になるということを十分に徹底して欲しいものです。

★この事例に関連する法令を「ESHエキスパート」で解説しています!

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★環境・安全衛生のリスク察知感性と解決策の提示力を高める

◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

 「エモーション」は「モーション」から来る

■新着情報

・産業廃棄物処理施設の設置、産業廃棄物処理業の許可等に関する状況

・平成22年における死亡災害・重大災害発生状況等について

・「労働安全衛生規則関係様式」の更新

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 9件

■不法投棄関連情報

 全国の事故・事件情報 3件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 26件

★不祥事・災害事例の出典:明記のないものは毎日新聞

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

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