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NO.287

汚水排出:基準値超す汚水を 和歌山市、藤本食品に改善指導/和歌山

■■ ESHの解決策
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                          2011.9.21 No.287

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
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◆ご挨拶

台風12号による傷痕も癒えぬまま、各地で台風15号の接近に伴う新たな被
害が懸念されています。大雨の影響で土砂災害や河川の氾濫の危険がある地域
では多くの住民に避難勧告や指示が出されているようです。21日から22日
にかけて日本列島を縦断すると予想されていますので、くれぐれもお気をつけ
ください。

さて先日、「うつ病が血液検査で診断可能に」というニュースを目にしました。
広島大学の研究グループが発表したもので、うつ病の症状かどうかを血液の遺
伝子に起こる化学反応を用いて客観的に診断するもので、採血から2日で結果
が分かるそうです。

今や、日本人の多くがうつの症状を持つと言われていますが、客観的な診断基
準がなく医師や患者の主観に基づくしかありませんでした。医師と患者の信頼
関係などによっては、必ずしも正確な診断や治療が行えるわけではない場合も
あるようです。

そうした状況下で周囲の理解が得られず苦しむ方々も多いと思いますが、新た
な診断方法の確立により、患者本人にとっても周囲の人間にとっても早期発見、
早期治療の礎となることを期待したいと思います。(門)

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■環境不祥事の教訓

◆汚水排出:基準値超す汚水を 和歌山市、藤本食品に改善指導/和歌山 (9/
8)

弁当・総菜会社「藤本食品」(和歌山市)は7日、同市の工場から基準値を上
回る汚水を排出したと発表した。同市は水質の指標となる化学的酸素要求量
(COD)が水質汚濁防止法の基準を上回ったことを4月に確認し、改善指導
した。社長は後任が決まり次第、引責辞任する。

同市環境政策課によると、同社は東日本大震災の影響で製造量が増え、同市の
工場から処理しきれない排水を土入川に流したという。同市は匿名の通報を受
けて、4月から調査していたという。

これを受け、同社は全工場を点検。大阪工場(大阪府大東市)で07年夏ごろ
~11年8月、油やでんぷん質を含んだ水を排水処理施設を通さずに下水道に
排水したり、許可のない処理業者に汚泥の収集運搬、処理を委託させたり、法
令に触れることをしたと発表した。同社管理部は「経営陣を入れ替え、安全安
心、コンプライアンス順守を徹底した経営体質に改善する」と話している。

◆解説

資本金9千5百万円、従業員約1700人、年商242億円の企業です。

匿名の通報を契機に和歌山市が調査して発覚したとのことですが、同社のHP
には次のとおり「お詫びとご報告」と題した記述があります。

この度、当社の自主調査の結果、①当社の大阪工場の炊飯施設から生じる排水
の一部(約6パーセント)を排水設備を通さず、貯留した雨水と混合させた後、
下水道に放流していたこと、②当社の本社工場で発生する動植物性残渣及び汚
泥の処分委託先である処理業者が、汚泥については収集運搬等の許可を得てい
なかったこと、併せて、同処理業者へのマニフェストの不交付、というコンプ
ライアンス違反の事実があることが判明しました。

経営陣を刷新する、とのことで、経営陣は今更ながら環境経営の重要性を感じ
たことでしょう。

環境経営に関して次の2点が大きな教訓だと考えます。

匿名の通報による発覚ですが、インターネットなどの情報社会においてはネガ
ティブ情報の隠ぺいは不可能であること。

東日本大震災の影響で製造量が増え、処理しきれない排水を河川に流したとの
ことで、「変化への対応」(Management of Change)が重要性であること。

形だけ、言葉だけのコンプライアンスでは意味がないことを学んで欲しいと思
います。

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■労働災害の真相

◆爆発:工事ミス、科学技術館で2人けが-東京・千代田 (9/7)

7日午前10時25分ごろ、東京都千代田区の科学技術館から「ガス爆発が発
生し、けが人がいる」と119番があった。東京消防庁や警視庁麹町署による
と、配水管の工事中に誤ってガス管を破損して爆発したといい、41歳と47
歳の男性作業員2人が顔などにやけどをする重傷を負った。意識ははっきりし
ているという。休館日で、来館者はいなかった。

◆解説

別の記事では次のとおりの記事がありました。

天井の水漏れ工事中、配水管と間違えてガス管を電動のこぎりで切断し、漏れ
たガスに引火して爆発したという(asahi.com)

発注者が、工事前に適切な指示をし、工事中も立会いをしていれば防ぐことが
できたものですが、排水管の修理作業という簡単な工事ゆえに管理が緩くなっ
たことも推察されます。

いずれにしても、配管の識別表示が適切に実施されていれば容易に防ぐことが
できた事故でした。

単純なことですが、識別表示を徹底したいものです。

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

 困難の少し先には、ご褒美として、幸せが落ちているものです。

■新着情報

・産業廃棄物焼却施設における焼却灰の放射性セシウム濃度測定結果について

・安全な店舗づくりの進め方リーフレットの発行

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 6件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 17件

★不祥事・災害事例の出典:明記のないものは毎日新聞

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