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NO.494

福島第一原発作業員が内部被曝 マスクの一部が変形、放射性物質吸ったか

■■ ESHの解決策
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2020.5.8 No.494

企業の環境&安全衛生、ISO14001、ISO45001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶・お願い

新型コロナウィルスの影響でゴールデンとはいきませんでしたが、長期休暇は
どのようにお過ごしでしたか?我が家では昼間はもっぱら断捨離に努め、夜は
庭で食事や花火をしたりとそれなりに楽しく過ごしました。

GWが明けても未だ出口の見えない不安な状況が続いています。新型コロナウィ
ルスとの戦いは長期戦となり、心理的・経済的な「コロナ自粛疲れ」が深刻化
しています。

しかし、この逆境ともいえる状況を逆転の発想でチャンスに変えて行動してい
る人々もいます。家にいる時間で新たな楽しみを見つけてみたり、仕事やプラ
イベートで後回しにしていたことに取り組んでみたり・・・。ビジネスでも新
規事業に乗り出す企業も増えてきました。

当たり前と思っていた日常が奪われてしまったいま、少し心に余裕をもって
様々な視点で身の回りを見つめ直すいい機会なのかもしれません。(門)

【お知らせ】
次回のESHエキスパートは5月20日(水)となります。

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◆無料オンライン勉強会

先月実施しましたオンライン勉強会に多数ご参加いただき有難うございました。
多くのご参加者から大変に有効であったとご好評を頂戴しました。

そこで、次のとおり第2回目のオンライン勉強会を開催することといたしまし
た。今回はEnhesa社との共催で開催いたします。多数のご参加をお待ちしてお
ります。

日時: 5月22日(金)13:30~15:30 (両日同一内容)
5月26日(火)13:30~15:30

場所: オンライン会議室(Microsoft Teams)を使用

テーマ:安全衛生コンプライアンスの改善策
・情報提供
・安全衛生コンプライアンスの基本
・コンプライアンスとガバナンス
・グローバルなEHS管理の重要性 など
・アンケート結果のフィードバック
・参加者とのディスカッション
・その他

【参加申込・アンケート】

次のサイトからお申込みください。

・企業所属の方:
https://creativesurvey.com/ng/answers/562da1856bded5b83a18da75c4e33d/

・コンサルタント・審査員の方:
https://creativesurvey.com/ng/answers/d848eff087e236e7adcc5d31e7e669/

お申込みいただきましたら、別途、当日ご参加用のURLをお知らせします。
また、ご参加できない場合でもアンケートにご回答いただきましたら、勉強会
終了後にアンケート結果を含む資料をご提供いたします。

【事前学習】

学習効果を高める反転授業として次の動画「労働災害の企業責任とは?」をご
覧いただいていない方は、是非ともご視聴ください。
https://www.youtube.com/watch?v=gtcbMQ8vQQM&t=111s

なお、反転授業をご存じない方は次の動画もご視聴ください。
https://www.youtube.com/watch?v=m2mIIr2psyQ&t=46s

多くの皆様のご参加をお待ちしております。

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■環境不祥事の教訓

◆工場から消火剤が流出 2千リットルのタンク、リフトから落下で/兵庫
(4/17)

兵庫県三田市は17日、工業団地「第二テクノパーク」の工場から汚水が流出
し、近くの調整池「王子池」に流れ込んだ可能性があると発表した。汚水は火
災の消火作業に使われる泡消火剤で、濃度は10分の1程度に薄められており、
生態系への影響はないという。

流出があったのは、消防車の保守・点検を手掛けるモリタテクノス(三田市)
の三田工場。消火剤を噴射するテストの実施後、回収した消火剤約2千リット
ルが入ったタンクがフォークリフトから落下した。

敷地内の汚水はスポンジに吸わせて回収したが、一部が雨水管を通って敷地外
に流出した可能性がある。同社は池に土のうを積み、手前の沈砂池で水を吸い
上げるなどして回収。市が池の水を採取し、専門機関に水質検査を依頼してい
る。
(神戸新聞)

◆解説

フォークリフトから2立方メートルのタンクが落下しました。

→ 側溝 → 地下埋設雨水管 → 調整池 のルートで流出しました。

親会社のモリタホールディングスは、3日後の4月18日に「お詫びとご報告」を
掲載しています。

詳細は不明ですが、フォークリフトから落とさなかったら、側溝で遮断出来た
ら、と後悔していることでしょう。

しかし、このような運搬作業は、同社のみならず多くの企業でも行われている
ことです。

事前のリスクアセスメントが適切に実施されていれば、次のような対策がなさ
れ、少なくとも構外への流出は防げたことでしょう。

・タンクのフォークリフトへの積載・固定
・タンクから漏洩した際の側溝への流出防止
・側溝から雨水管への流出防止

そもそも2立方メートルのタンクをフォークリフトで運搬することの是非も考
えるべきですね。

例えば、IBCコンテナ(通常1立方メートル)であれば、落としても容易に破損
しないことでしょう。1立方メートル×2個とすることができたかもしれません。

労働安全衛生のみならず、環境マネジメントにおいても事前のリスクアセスメ
ント(環境側面)は重要です。

★米国環境保護局(EPA)発行の”Liquid storage and handling guidelines
(2018)”を「ESHエキスパート」でご紹介しています!

【ESHエキスパート】 → https://www.esh.co.jp/expert.html

☆【ESHエキスパート】は大手ISO審査機関で審査員教育用資料として
採用されています。

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■労働災害の真相

◆福島第一原発作業員が内部被曝 マスクの一部が変形、放射性物質吸ったか
(4/17)

東京電力は16日、福島第一原子力発電所の廃炉作業で、協力企業の20歳代
の男性作業員が今月13日に微量の内部被曝をしたと発表した。今後50年間
の被曝量は0.38ミリ・シーベルトで、男性の健康に異常はないという。

発表によると、男性は13日午前、「プロセス主建屋」と呼ばれる施設の1階
で、床にまかれた薬剤を除去する作業をしていた。男性が装着していた全面マ
スクの一部が変形しており、そこから入り込んだ放射性物質を吸った可能性が
ある。
(読売新聞)

◆解説

新型コロナウイルスにより注目を集めたのがマスクですが、この災害はマスク
に起因するものです。

本件で思い出したのが、Fukushima50です。日本では美談として伝えられてい
る勇者50人がマスク姿で現場に向かう写真を見た米国人ハイジニストは絶句し
たのです。

こんな格好(簡易マスク)で現場に向かわせたのか?

命を懸けて対応に向かう人たちに満足なマスクも着けさせないことに驚いたの
です。

そして、アベノマスク。聖路加国際大大学院が5回テストした結果、漏れ率
100%であることはフィルターがガーゼですし、ノーズフィッター(ノーズク
リップ)もないのですから当然ですよね。少なくともウイルスに対しては効果
がないことは自明です。

東電の発表によれば内部被曝の原因はマスクの排気弁の変形だということです。

吸気時には閉まるべき排気弁が閉まらなかったら放射性物質がフリーパスとな
ります。

「当該作業員が使用していたマスクと同型かつ使用済みのマスク240個のうち、
18個に排気弁の変形が確認されました。」との記述もあります。

マスクの品質確認や着用時の点検など、マスクが軽視されていることの象徴な
のかもしれません。

正規のマスクには必ず説明書が付いており、今日では動画も提供されているも
のも多くあります。適切な着用とチェックを教育してください。

本災害に対する解説をYouTubeチャンネル「安全衛生アカデミー」にて動画で
もお伝えしておりますので、ぜひともご視聴ください。

https://www.youtube.com/channel/UCM2xG0-9rd3JhcDyRIh5eOg?view_as=subscriber

★労働安全衛生におけるマスクのチェックと教育のプロセスを「ESHエキス
パート」で解説しています!

【ESHエキスパート】 → https://www.esh.co.jp/expert.html

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★環境・安全衛生のリスク察知感性と解決策の提示力を高める

◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■復活!今日の言霊

チャレンジの結果は2つしかない 成功と成長である

■新着情報

・ボイラー及び圧力容器安全規則等の一部を改正する省令

■環境不祥事の教訓

より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

全国の事故・事件情報 3件

■労働災害レポート

全国の労働災害・書類送検情報 15件

【ESHエキスパート】 → https://www.esh.co.jp/expert.html

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(2回/月:第一、第三水曜日発行)

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のご意見やご要望をお待ちしております。是非ともお寄せください。

◇ info@esh.co.jp まで

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タバンク」のサービス、好評提供中です。

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【発行元】
環境ワークス株式会社
https://www.esh.co.jp
発行責任者 黒崎

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Copyright 2009 環境ワークス株式会社
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