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NO.211

第2回 環境コンプライアンス研修のご案内

■■ ESHの解決策
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                          2008.7.16 No.211

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

関東地方の梅雨明けはまだ先のようですが、よく晴れて暑い日が続きますね。
蒸し暑さは夜も厳しく、布団の冷たいところを探して動き回る娘に2台つけた
ベッドの真ん中8割は占領され、端っこで小さくなって眠っています。

さて先週、洞爺湖サミットが終了しました。恥ずかしい話、それほど高い関心
を持っていたわけでもなく、盛り上がったのかどうかもよく分かりません。

でも、このサミット、実は外部からは高い評価を受けているそうです。

世界で最も有名なサミット研究機関、カナダ・トロント大「G8研究グルー
プ」代表によると、サミットの総合評価は、100点満点で78点に当たる
「B+(プラス)」。これは、沖縄サミット(2000年)の「B」(75
点)より高く、サミット33年間の歴史の中でも高得点のひとつ。

個別に見てみると、最もクローズアップされていた「気候変動と環境」につい
ては「A」、問題の「世界経済とエネルギー」は「C-」、「食の安全」は
「B+」…など。

注目は「福田首相のリーダーシップ」が「A」と高評価を受けている点です。
あまり熱心ではなかったので偉そうなことは言えないのですが、ちょっと意外
な感じを受けました。

しかし、毎日新聞の全国世論調査によると、内閣支持率は22%と前回とあま
り変わらず、サミットで福田首相が議長として指導力を発揮したと思うかどう
かは、「思わない」が62%で「思う」の27%を上回る結果に。

国内では思ったほどサミット効果は得られず、政権浮揚にはつながらないよう
です。 (門)

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◆お知らせ

■第2回 環境コンプライアンス研修のご案内

NPO法人国際環境・安全衛生ガバナンス機構が主催する「第2回 環境コンプラ
イアンス研修」をご案内いたします。

”ストーリー型ケーススタディ”で「いかにして、環境法令を実務に落とし込
むか?」を実践的に学ぶことができます。

第1回の研修では、大手または外資系の自動車、飲料、印刷材料、自動車部品、
石油化学、ファインケミカル、建材、製薬等のメーカーの環境マネジメント部
門、環境コンサルタントの方々にご参加いただきました。
”ストーリー型ケーススタディ”という新しい手法に興味を持たれた方が多く、
研修終了後に実施したアンケートでは、約8割の受講者にご満足いただきまし
た。

一部、受講者の声をご紹介します。

【医療機器メーカー:M.T様】
現実性のある設定だったので、非常にリアルに体験できました。時間的には長
いように思いますが、実際に受講してみると「あっ」という間でした。楽しい
時間を過ごさせていただきました。
【環境機器メーカー:O.K様】
環境教育のあり方を学びました。今後、弊社で導入していきたいと思います。

●研修のご案内

・日 時 2008年7月28日(月) 9:30-17:00

・会 場 パシフィックセンチュリープレイス (東京駅南口より徒歩3分)

・参加費 35,000円(1名) ※昼食付

・主 催 NPO法人国際環境・安全衛生ガバナンス機構

☆ 詳細のご確認・お申込みは次のサイトをご確認ください。

http://iehsg.org/work3.html

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■環境不祥事の教訓

◆周南の工場有毒ガス漏れ:「確か去年も…」住民不安/山口 (7/4)

3日正午前、有毒ガスのホスゲンが漏れた周南市開成町の日本ポリウレタン工
業南陽本部では昨年と01年にも同様の事故が起きた。工場関係者らは付近住
民らへの謝罪に追われた。

午前11時45分ごろ、日本ポリウレタン工業南陽本部のTDI製造プラント
で、有毒ガスのホスゲンを含む液体が漏れているのがみつかった。ホスゲンは
常温で気化し、漏れた量はわかっていない。

本来閉まっているはずのバルブが空いていた。なんらかの原因でそこから液体
が漏れたものとみられている。

「工場でホスゲンガスが漏れました」。午後0時20分ごろ、工場周辺では同
社の広報車がせわしなく行き交った。工場に通じる道路脇でクリーニング店を
営む60代の女性は「驚いたが『負傷者はいない。外部への漏えいはない』と
聞いて安心した」。工場と隣接する民家の主婦は「確か去年の夏も……。心配
はないというが、目に見えないものだから信じるしかない」と話した。

工場の敷地内には計8カ所にガス検知器を設置し、ガスの拡散がないかチェッ
クしているが、昨年8月にもホスゲンが漏れて吸い込んだ作業員2人が入院す
る事故が起きたばかり。

同社南陽本部の総務部長は「安全確認後に自治会長を通じおわびの連絡をした
が、起きてはいけないトラブル。深く反省している」と陳謝した。

一方、周南市消防本部の岡本俊広次長は「多くの危険物を扱いながら、(ホス
ゲンが漏れだした)手動弁が開いていたというのは気の緩みとしか言いようが
ない。徹底して原因を究明し、厳しく指導したい」と話した。

◇ホスゲンとは

極めて毒性が強く、第一次世界大戦で窒息性毒ガスとして使われた。オウム事
件ではジャーナリストの江川紹子さん宅に噴霧された。医薬品や農薬など用途
は幅広い。常温では無色。吸い込むと呼吸困難などを訴え、死亡することもあ
る。

◆教訓

この工場では2001年にもホスゲンが漏れ、従業員ら46人がのどの痛みなどを
訴え、病院で治療を受ける事故が起きています。

昨年、今年と事故が相次いでいることは残念ですが、一方では工場境界の数箇
所でガス検知器を設置するなどハード面の対応も出来ていますし、通報や住民
への情報開示も適切だったようです。

3日当日には声明文もホームページにアップされていてます。

このように事故が起きていれば対策も進み対応もスムーズですが、むしろ過去
に一度も事故が起きていないケースほど問題が多いとも言えます。リスクアセ
スメントで潜在的なリスクを洗い出し、実際に発生した状況を想定して備える
ことが不可欠です。

「起る筈がない」で片付けるのではなく、他社の事例を重く受け止め「予防処
置」を講じて欲しいものです。

★ワーストケースシナリオと緊急事態対応のベストプラクティスは、ESHエキ
 スパートで詳述

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■労働災害の真相

◆窒息死:作業員が死亡 金属製ロールに挟まれる-日東紡工場/福島 (7/4)

3日午後3時半ごろ、福島市佐倉下の「日東紡福島第2工場」で、IC基盤用
のグラスファイバー製造工程で作業していた社員の同市上鳥渡、Kさん(5
5)が金属製ロールに挟まれているのを同僚の男性が発見した。被災者は胸部
を圧迫され、死亡した。窒息死だった。福島署が原因を調べている。

同署や同社によると、ロール(直径約20センチ、長さ約2メートル)十数本
が水平につながれ上下動する工程で、被災者は上半身が挟まれた状態で見つか
った。機械は金網で仕切ってあり、清掃や安全点検以外で中に入ることはない
という。被災者は午後2時ごろから1人で作業していた。

工場長は同日会見し、「原因を調査し安全性を高める対策をしていく」と話し
た。

◆解説

ロールによる事故は過去にも相当多く発生しています。

平成19年度のはさまれ・巻き込まれ事故の件数は19,375(休業4日以上)で製
造業でははさまれ・巻き込まれ事故が大きな割合を占めていますが、、その中
でもロールによる死亡事故は16年度に3件、15年度に5件など毎年死亡事故を出
しています。

労働安全衛生規則144条では囲い、ガイドロール等を設けることを規定して
いますが、ロールには紙や布などが通される部分があるためにすべてにカバー
などを設けることは困難です。

特にロールに関連する設備は、止めてしまうと復旧が大変なこともあり、ロー
ルに着いた異物の除去時などに巻き込まれてしまう事例が多くあります。

従って、万一の際にロールを停止することができる非常停止装置(バー式、ロ
ープ式、ボタン式など)も重要です。

この事故は被災者が一人で作業していたようですが、設備を停止しない作業は
高い危険を伴う作業であり、二人以上での作業を徹底する必要があります。

★法的根拠と対応策は、ESHエキスパートで詳述

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■新着情報
・パンフレット「STOP THE 温暖化2008」の公表について

・平成20年度環境カウンセラーの募集について

・平成19年度「業務上疾病発生状況等調査」の公表

・産業廃棄物処理業におけるモデル安全衛生規程及び解説

■環境不祥事の教訓
 より詳細な解説
 
■労働災害の真相
 より詳細な解説

■環境事故・ニュースレポート
 全国の事故・事件情報20件
 
■労働災害レポート
 全国の労働災害・書類送検情報30件

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6月より本メルマガは、2回/月(第一、第三水曜日)の発行で「ESHエキスパ
ート」のダイジェスト版をお届けするかたちとなりました。

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ることになります。読者様も増え、実名を含む記事の紹介などの支障も懸念さ
れるようになりました。

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