化学物質にばく露して健康障害に至る災害が2日続けて大手メディアで報道
■■ ESHの解決策
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2024.7.3 No.594
企業の環境&安全衛生、ISO14001、ISO45001の担当者、管理責任者を
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特集している環境及び労働安全衛生に関する重要な記事をお伝えしています
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◆ご挨拶
梅雨前線の影響で西日本では各地で大雨となり、冠水や土砂崩れなどの被害が
相次いでいます。被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。引き続き
十分に警戒してお過ごしください。
さて7月1日、富士山の山梨県の「吉田ルート」で山開きを迎えました。今年か
ら、夜通しで山頂を目指す危険な「弾丸登山」や頂上付近の混雑を防ぐため、
5合目にゲートを新設し、入山規制を始めました。入山者数の制限に加え、
通行料2000円の支払いも義務付けています。
富士山頂からのSNS発信などで、特に海外の方には手軽に登れる山という誤解
があるようですが、ルールを守って安全に登山を楽しんでほしいですね。
(門)
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■クローズアップ – 環境マネジメント■
ニュース記事は著作権に配慮して要約版を載せております。
■環境不祥事の教訓(大岡健三)
愛知県で漏洩事故が2日続けて発生しました。それらを解説します。
[2024/6/18] 化学工場から引火の危険性ある液体漏れる(テレビ愛知)
6月18日午後2時半ごろ、名古屋市南区の化学メーカーの工場で「配管から危険
物が50リットルほど漏れた」と職員から消防に通報があった。
漏れた液体は「ポリプロピレングリコール」とみられ、主にウレタン素材の
製品などに使用され、直接触れると肌が赤くなることがあるが、現在のところ
ケガ人や体調不良を訴える人はいないという。
同工場は1950年に建設され、不織布やリチウムイオン電池に使われる電解液な
どの生産を行う拠点。
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc15651d5459691c551e50cdc83a2c5bdd02e02f
[2024/6/17] 自動車メッキ加工工場からオレンジ色の煙、有害ガス発生か
(朝日新聞)
6月17日午前9時5分ごろ、愛知県刈谷市のめっき処理会社付近で「オレンジ色
の煙が上がっている」との通報が相次ぎいだ。工場内のタンクから有害な亜硝
酸ガスが発生したとみられ、県警刈谷署は周辺を一時通行止めにし、住民に
窓を閉めるよう呼びかした。体調不良者は確認されていない。
同社の担当者は、従業員が作業手順を誤り、無電解ニッケルに硝酸が混ざって
亜硝酸ガスが発生した可能性があると説明し、再発防止に努めると述べた。
https://www.asahi.com/articles/ASS6K2GX9S6KOIPE016M.html
★「ESHエキスパート」では、この記事に関して詳しく解説し、教訓をお届け
しています。
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■クローズアップ – 労働安全衛生マネジメント■
ニュース記事は著作権に配慮して要約版を載せております。
■労働災害の真相(黒崎由行)
化学物質のばく露による健康障害に関する情報が、メディアで2日続けて報じ
られました。その抜粋を次に示します;
[2024/6/18] 病院勤務の女性 化学物質過敏症で公務災害申請(NHK NEWS
WEB)
小田原市立病院に勤めていた30代女性が、化学物質過敏症を病院の環境が原因
で発症したとして、公務災害を申請した。
女性は4年前、病理検査室でホルムアルデヒドやキシレンなどの有毒な化学物
質を扱うようになってから体調に異変を感じ始めた。強い刺激臭や目にしみる
ほどの環境で頭痛や倦怠感が頻繁に現れ、帰宅後は動けなくなるほどだった。
その後、退職し、クリニックで化学物質過敏症と診断された。
柔軟剤などわずかな化学物質にも反応し、電車に乗ることや外出が困難になり、
ほとんどの家具を化学物質の少ないものに買い替えるなど、大きな生活制約を
受けている。
女性は病院の環境が原因と考え、情報公開請求で有害物質の調査結果を確認し
た。基準値を超えるホルムアルデヒドが複数回検出され、一部の部屋では調査
自体が行われていなかったことが判明。病院の対策が不十分だったことを理由
に公務災害を申請し、再発防止を訴えている。
小田原市立病院は、指摘された事項には適切な対策を講じてきたと主張し、
公務災害の調査に協力する意向を示した。
都留文科大学の小島恵准教授は、「化学物質過敏症の理解が進んできたものの、
病院が果たすべき義務を果たしていない可能性があると指摘。また、科学の
進歩とともに新しい被害が生まれるため、社会全体で当事者意識を持つ必要が
ある」と述べた。
https://www.nhk.or.jp/shutoken/yokohama/articles/101/006/59/
[2024/6/19] 化学物質暴露で呼吸疾患となり労災認定された女性が勤務先を
提訴(産経新聞)
6月19日、香料メーカー(東京都港区)で製造業務に従事していた女性(33)
が、原料の化学物質「ジアセチル」に暴露されて呼吸器疾患になったとして、
同社に約1300万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。
女性は2015年4月に入社し、同年6月から大量のジアセチルを調合して香料を
製造する作業に従事していたが、2018年1月ごろに呼吸困難の症状が出始め、
ジアセチルによる閉塞性細気管支炎と診断された。2020年12月に労働基準監督
署から労災認定され、現在も休職している。
女性は、会社側が特段の安全対策を取らずに作業を続けさせたと主張している
が、会社側は「予見可能性がなく法的責任はない」と回答したため、提訴に
踏み切ったという。代理人弁護士によると、女性は国内初のジアセチルによる
労災認定を受けたが、会社側は因果関係を認めていない。
https://www.sankei.com/article/20240619-XSQ3NB4DS5MOZDMM34LKG52K6M/
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■復活!今日の言霊
「『もう限界だ』と思っているところよりも、本当の限界は先にあり、
それはどんどん延ばしていけるのだと確信している」
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化学物質にばく露して健康障害に至る災害が2日続けて大手メディアで報道
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環境不祥事の教訓
・化学工場から引火の危険性ある液体漏れる
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労働災害の真相
・病院勤務の女性 化学物質過敏症で公務災害申請
・化学物質暴露で呼吸疾患となり労災認定された女性が勤務先を提訴
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