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NO.340

硫酸1530リットル、海に流出・酒田共同火力 タンクから漏えい、影響確認されず/山形

■■ ESHの解決策
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                          2013.12.4 No.340

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

先日、2013年に話題になった言葉に贈られる「新語・流行語大賞」が発表され
ました。年間大賞に選ばれたのは「じぇじぇじぇ」、「倍返し」、「今でし
ょ!」、「お・も・て・な・し」の4つで、史上最多の受賞だそうです。

確かにこれらの言葉は今年さまざまな場面で耳にしました。私は趣味でママさ
んバレーをしているのですが、大会の選手宣誓では「やられたらやり返す倍返
しの精神で」というフレーズがお決まりとなっていました。

何気ない会話の合間にこうした言葉が挟まれると場が和んだり、会話が広がっ
たりと世間に与えた影響は大きかったと思います。

それにしても「~大賞」が発表され始めると、年の瀬であることを感じますね。
公私共に慌しいと思いますが、思わぬ怪我や病気をしないようお気をつけくだ
さい。(門)



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◆出版のお知らせ

本メルマガでお伝えしている労働災害の書類送検事例とその解説を纏めた書籍
が出版されました。

送検理由に学ぶ安衛法の理解
~労働安全衛生コンプライアンス・CSR対策の決め手~

出版社:労働調査会
定  価:1,575円(税込)

何をしたから送検されたのか?、何をしなかったから送検されたのか?
広範で難解な労働安全衛生法を労働災害や書類送検の事例から学べるよう編集
しました。

コンプライアンスとCSRの強化に、是非ともご活用ください。


→ 詳細は次の出版社のサイトをご覧ください。

   http://www.chosakai.co.jp/purchase/books/syousai/1394.html



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★【重要】配信スタンド変更手続きのお願い★

読者の皆様、いつもメルマガのご愛読ありがとうございます。

当メルマガはこれまで「まぐまぐ」「メルマ」などの無料配信スタンドを利用
し、配信しておりました。しかし、無作為に広告が入ってしまうなど読者の皆
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そこで今後、自社配信に変更することにいたしました。

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ただく予定ですので、早急にお手続きをお願いいたします。

ご迷惑・お手数をお掛けしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいた
します。



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■環境不祥事の教訓

◆硫酸1530リットル、海に流出・酒田共同火力 タンクから漏えい、影響確認
されず/山形 (11/22)

酒田共同火力発電は21日、酒田市宮海の同社構内タンクから濃度95%の硫酸約
1530リットルが漏れ、約1.8キロの雨水排水溝を通って酒田北港内の日本海に
流出したと発表した。漏えいを確認したのは20日正午前。同社はその後の水素
イオン指数(pH)測定や海域の目視で、海洋生物などへの影響は確認されて
いないとしている。

同社によると、漏えいに気付いたのは20日午前11時20分ごろ。月1回の自主測
定で構内の雨水排水濃度を測った際、通常の「pH7」ではなく酸性を示す
「pH3」の異常値を検出。構内を点検したところ、2号硫酸タンク周辺の地面
が黒っぽく変色しているのを発見。タンクのバルブと配管のつなぎ目部分から
漏れていた。

濃硫酸は、石炭燃焼時に発生する排煙の硫黄酸化物を吸着する装置で使用。タ
ンク内の全容量約6400リットルのうちの約1530リットルが流出した。漏えい速
度などから、18日昼ごろに漏れ始めたと推測されている。原因は特定されてい
ないが、つなぎ目部分のパッキン(テフロン樹脂製、直径約20センチ、厚さ約
5ミリ)が劣化していた可能性があるという。パッキンを最後に交換したのは2
005年だった。

同社は発見後、タンク内の残量分を隣のタンクに移動。排水溝が地下埋設型の
ために中和処理ができず、工業用水と海水の計約40トンを排水溝に流して希釈
した。酒田海上保安部や県、消防など関係機関に連絡し、21日に岸壁の排水口
など6カ所でpH測定した結果、いずれも正常値だったという。

同社の管理部長らは21日、酒田市役所で記者会見を開き「ご心配、お騒がせし、
申し訳ない」などと陳謝。毎日の構内点検や月1回の排水pH測定、2年に1度
の定期点検などを行っていたが、降雨などで発見が遅れたと釈明した。再発防
止策として、タンク周辺の雨水排水を処理機能がある別系統に切り替えること
などを挙げた。 


◆解説

タンクと配管の継ぎ目からの漏えい事故です。

記事では「パッキン」と記していますが、「ガスケット」が正解です。パッキ
ンとガスケットの相違は次のとおりです。

 動くところに使われるシール・・・・・パッキン
 動かないところに使われるシール・・・ガスケット

配管のフランジのシールは、動かない箇所ですので、ガスケットとなります。

ガスケットの劣化が原因だと推察されていますが、ガスケットの寿命は、使用
化学物質、温度、締め付け圧力により異なり、その判断は難しいようです。予
防保全が重要なことはわかっていても、周期を定めて交換することは現実には
難しいことでしょう。

それだけに、日常点検が重要で、突然に大量の漏えいが起こることはなく、滲
みや滴下を見逃さない点検が重要となります。

欧米の環境監査員と一緒に仕事をすると、地面や床面の滲みやシミにとても敏
感なことを感じます。

多くの組織がタンクの日常点検を実施していますが、形骸化しないよう留意し
たいものです。



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■労働災害の真相

◆転落:破砕機に 作業員が死亡/京都 (11/21)

20日午後3時ごろ、京都市伏見区久我西出町の産廃処理会社「京環」のリサ
イクル施設で、プラスチック製品の破砕作業をしていた社員(52)が稼働中
の破砕機の内部に転落。プラスチックを裁断するローラーに巻き込まれ間もな
く死亡した。

向日町署の調べでは、男性は、破砕機の中に詰まった金属片様のものを取り除
くため、破砕機の上部(直径約4メートル)に足をかけて作業をしているうち、
誤って巻き込まれたらしい。

事故当時、男性は同僚の40代男性社員と2人で作業をしていた。向日町署は、
障害物の除去時に電源を切る社内規定があったかどうかも含め、業務上過失致
死容疑で捜査している。
(毎日新聞)


◆三条市清掃センターで点検作業中の社員が動き出したごみ破砕機に下半身を
はさまれて死亡 (11/21)

21日午後2時43分ころ、三条市が清掃センター=三条市福島新田=の業務を委
託している三条エコクリエイション株式会社=同市旭町2=の社員(21)がご
み破砕機の点検を行っていたところ、破砕機が動き出して下半身をはさまれ、
死亡した。

事故が発生して清掃センターから消防に出動を要請し、レスキュー隊が救助に
あたるとともに、済生会三条病院の医師が現場で処置にあたり、同病院に搬送
したが午後4時47分、死亡が確認された。
(ケンオー・ドットコム)


◆解説

破砕機による非定常作業時の事故は過去にも数多く発生しており、その教訓が
活かされず、とても残念です。

「安全規則は先人の血で書かれた文字である」という言葉がありますが、二つ
の適用法令が順守されていれば防げる事故でした。

一つは、何度もお伝えしている労働安全衛生規則第108条です。

(刃部のそうじ等の場合の運転停止等)
第108条  事業者は、機械の刃部のそうじ、検査、修理、取替え又は調整の作
業を行なうときは、機械の運転を停止しなければならない。ただし、機械の構
造上労働者に危険を及ぼすおそれのないときは、この限りでない。
2  事業者は、前項の規定により機械の運転を停止したときは、当該機械の
起動装置に錠をかけ、当該機械の起動装置に表示板を取り付ける等同項の作業
に従事する労働者以外の者が当該機械を運転することを防止するための措置を
講じなければならない。 

機械を停止し、誤って起動されないように起動装置に錠を掛け、表示をする。
ロックアウト・タグアウトの徹底が不可欠です。

破砕機に限らず刃部を有する機械に対しては、手順と教育訓練の充実を図りた
いものです。



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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介


■今日の言霊

  万策尽きた時、あきらめないという名案がある


■新着情報

 ・「環境人材」の育成を目指す企業向け環境セミナー

 ・送気マスクの適正な使用等について


■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介


■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介


■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 5件


■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 22件


■海外事故情報

 海外の事故・事件情報 2件



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