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NO.316

トンネル崩落:死者9名 天井板下敷き 建設から35年-山梨・中央道

■■ ESHの解決策
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                          2012.12.5 No.316

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
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◆ご挨拶

12月に入り寒さが一段と厳しくなってきました。早いもので今年も残すとこ
ろ1ヶ月となりました。公私共に慌しい季節を迎えますが、せわしない気持ち
は思わぬ事故を引き起こしたりします。気が焦っているときこそ一呼吸置いて
落ち着いて行動したいものですね。

先日面白い記事を目にしました。それはストレスが溜まって周囲に優しくなれ
ないときは「焼きたてパン」の匂いをかぐといいらしい、というものです。フ
ランスの大学研究者らの実験によると、さまざまな場所で通行人の目の前で落
し物をした場合、パン屋の前では拾ってくれる人の割合が格段に上がったそう
です。

心地よい香りを嗅ぐことで心の余裕が生まれるということですが、「良い香
り」と感じるものであれば何でも効果があるそうです。

心に余裕がなくなりがちな年末だからこそ、試してみる価値はあるかもしれま
せん。(門)

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■環境不祥事の教訓

◆有毒ガス:相模原のJAXAから漏出通報 検出はされず/神奈川 (12/1)

30日午後3時ごろ、相模原市中央区由野台3の宇宙航空研究開発機構(JA
XA)相模原キャンパスから「特殊実験棟で有毒の亜塩素酸ソーダが漏れたよ
うだ」と通報があった。市消防本部は棟内の職員約50人を避難させ、周囲の
学校や住宅などに窓を閉めるよう呼び掛けたが、有毒ガスは確認されず、けが
人もなかった。

同キャンパスなどによると、同日午後2時10分ごろ、メンテナンス業者が特
殊実験棟の空気清浄装置のタンク内で複数の化学薬品を混ぜていたが、薬品の
混入スピードが早かったため温度が急上昇し水蒸気が発生したとみられる。職
員は有毒ガスの発生を疑ったが、水蒸気内に有毒物質は含まれていなかったと
いう。

◆解説

この事故のポイントは二つあると考えます。

一つは通報、もう一つは業者管理です。

漏出通報により市消防本部が周囲の学校や住宅などに窓を閉めるよう呼び掛け
たとのことで、社会的責任は果たせたものと思います。

結果として大事には至らなかったので、組織内では「報告は不要だったので
は」という議論もあるかもしれません。

しかし、11/30には沖縄の石油備蓄基地での原油流出事故に際して、消防と地
元自治会への通報はしたものの、市役所には通報しなかったことが問題になる
など、通報の漏れや遅れは全国で頻繁に責任を問われています。

外部への通報については正解はありませんが、「迷ったら報告する」という姿
勢が良いものと考えます。

もう一つは、事故の発端は業者によるメンテナンスであったことです。業者に
よる作業の監視状況を見直す余地があるかもしれません。

通報と業者管理、多くの組織に共通する課題だと思います。

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■労働災害の真相

◆トンネル崩落:死者9名 天井板下敷き 建設から35年-山梨・中央道 (12
/3)

2日午前8時ごろ、山梨県大月市笹子(ささご)町の中央自動車道上り線の笹
子トンネル(全長約4.7キロ)で、コンクリート製の天井板が約130メー
トルにわたり崩落、車3台が下敷きになるなどした。県警によると、ワゴン車
から複数の遺体を発見、トラックから男性が救出されたが死亡を確認、乗用車
からも焼死とみられる遺体が見つかった。中日本高速道路は、設備の老朽化で
事故が起きた可能性を認めており、県警は業務上過失致死傷容疑などで調べる。

中日本高速によると、現場は大月市側出入り口から1.7キロ地点。天井板
(幅5メートル、奥行き1.2メートル、厚さ8~9センチ、重さ約1.2~
1.4トン)の上の空間は換気のためのダクトになっており、ダクトを仕切る
隔壁と合わせ数百枚が崩落した。

天井板は中央にある鉄板で支えられ、この鉄板はトンネル中央の最上部から伸
びるつり金具(長さ5.3メートル)で1.2メートル間隔で固定されていた。
名古屋市の本社で記者会見した同社幹部は設備の老朽化について「今後原因を
調査するが、そうした可能性もあるかもしれない」と述べた。年1回の定期点
検と5~10年ごとの詳細点検があり、最近では今年9月18~20日に詳細
点検をしたが「異常なし」だったという。同社社長は会見で「大事故を起こし、
大変申し訳ない」と陳謝した。

(続報)中央道トンネル崩落:天井のつり金具 打音検査をせず (12/3)

中日本高速道路は2日の記者会見で、つり金具とトンネル最上部の結合部分の
点検について打音検査をせず、目視のみで済ませていたことを明らかにした。
さびやボルトの緩みなど重要項目にかかわる部分の点検態勢に不備があった可
能性が浮かんだ。同社は3日から行う緊急点検ではハンマーを使って音を確認
する打音検査を実施する。

同社の説明によると、作業員は天井板の上に乗り、足元のつり金具と天井板の
結合部分は打音で検査した。しかし、つり金具とトンネル最上部の結合部分に
ついては「天井板から約5メートルの高さがあるため、目視しかしていなかっ
た。双眼鏡による目視で十分だと思った」と釈明した。

コンクリートや金属劣化の検査には、最近ではレーダーや超音波の照射検査が
用いられ、有効だとされている。しかし、笹子トンネルのような構造では、天
井板上部に機械を持ち込みにくく、電源も確保しにくい。このため、レーダー
検査などの導入は難しく、人手による検査に頼らざるを得ないという。専門家
は「安全維持や管理を徹底しようとすると、人手がかかりコストもかさむため、
なかなかそこまでできないのが実情だ」と指摘する。

◆解説

日本の公共インフラの老朽化が指摘されて久しいところですが、それが現実の
ものとなりました。関係者のみならず全国民にも衝撃を与える事故です。

天井板のつり金具をトンネル最上部のコンクリートに固定するアンカーボルト
が抜け落ちたことが原因ですが、結果論ではあるものの、1977年の開通以来、
その箇所について一度も目視以外の点検していないのは、化学プラントが定期
修理において安全弁の開放点検までしている状況と比較するとお粗末かもしれ
ません。

ところで、本年10月1日に道路交通安全マネジメントシステムの国際規格、ISO
39001(Road Traffic Safety Management Systems:RTSMS)が、正式発行され
たのはご存知でしょうか。

世界では、道路交通事故によって毎年130万人もの人が死亡しており、2010年
に国連声明「交通安全のための行動の10年」(2011~2020年)が採択されてい
ることも背景にISO化されたものです。

交通死亡事故・重傷事故削減を目指すためのマネジメントシステムですが、既
に国内で運送会社など数社が認証を取得しています。

実は、このISO39001は、道路利用者のみが対象ではありません。

道路交通安全(人・道・車)に関わっている幅広い組織(公私を問わず)とし
て、運輸会社、駐車場管理会社、自動車メーカー、道路の清掃会社、救急医療
機関、道路管理当局、国・地方自治体などが対象となります。

トップによるRTS方針のもと、リスクと改善の機会を特定し、PDCAで改善目標
を達成するフレームワークは他の規格と同様です。

NEXCOなどにも取り組んで欲しいものです。

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

 Warm Heart, Cool Head

■新着情報

・企業を対象とした環境セミナーの開催について

・特定化学物質障害予防規則等の改正に係るパンフレット

・荷主等向け 荷役災害防止テキスト

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 6件

■不法投棄関連情報

 全国の事故・事件情報 1件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 25件

★不祥事・災害事例の出典:明記のないものは毎日新聞

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