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NO.389

労災でスズキを書類送検 機械に挟まれ男性死亡

■■ ESHの解決策
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                          2015.12.16 No.389

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

早いもので、2015年のメルマガは今号が最後の発行となります。
今年も多くの皆様にご愛読いただき誠に有難うございました。

ISO14001の改定やISO45001の開発など、環境安全衛生を取り巻く状況は大きく
変化しています。

来年も読者の皆様のお役に立つ情報をお届けすべく、誠心誠意努力する所存で
すので、より一層のご支援を賜りますよう、お願い申し上げます。

なお、新年のメルマガは、1月8日(金)、20日(水)の発行となります。

師走でご繁多の毎日が続くことと存じますが、どうぞご自愛のうえ良い新年を
迎えられることをお祈りいたします。

編集長 黒崎由行

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■環境不祥事の教訓

◆排水トラブル 線路冠水、復旧に12時間 (12/7)

6日未明、東京都千代田区のJR横須賀線の地下トンネルで、地下水をくみ上
げる排水設備にトラブルがあり、レールが冠水した。JR東日本は復旧作業の
ため同線東京?品川間の運転を始発から12時間半にわたって見合わせ、午後
5時半に再開した。排水設備に土砂が詰まったことが原因だという。

冠水が起きたのは横須賀線の東京-新橋間で、地下トンネルの区間のなかでも
とくに深くなっている地点。付近では約70メートルにわたって地下水があふ
れ、一部でレールが冠水した。同社によると、地下トンネルの排水設備は貯水
槽にためた地下水を地上にくみ上げて排出するしくみになっている。地下水を
地上に送る排水管に土砂が詰まったため、排水機能が低下し、貯水槽に異常な
量の地下水がたまったことがトラブルの原因だという。5日午後9時ごろ、排
水機能に異常が見られたため作業員が調べたところ、排水管の入り口が土砂で
つまっていた。排水能力は正常時の10%程度になっていたという。同社によ
ると、10月14日に行った定期点検では問題は見つからなかった。

トラブルの影響で、横須賀線、総武快速線は東京、品川両駅で折り返し運転し
上下191本が運休。約7万7000人に影響した。午後1時ごろに新宿駅で
成田エクスプレスに乗る予定だった東京都の会社員(48)は「自分が乗る時
間には復旧していると思ったが、これほど長引くとは」と表情を曇らせた。
(毎日新聞)

◆解説

環境事故ではありませんが、メンテナンスの重要性を示す事例として取り上げ
ました。

排水管の入り口(ポンプのサクション)が詰まっただけで、12時間も公共交通
機関がストップしたのです。

これは、工場における排水や上水のポンプでも同様で、配管に支障がでれば工
場の生産にも影響を与えることとなります。

BCM(Business continuity management:事業継続マネジメント)の観点か
らも排水や上水の施設を適切に維持する必要があります。

今回のケースでは吸入口のストレーナーまたはフート弁(逆止弁)のトラブル
だと考えられますが、メンテナンスに万全を期すことが必要です。

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■労働災害の真相

◆労災でスズキを書類送検 機械に挟まれ男性死亡 (12/10)

静岡県掛川市のスズキ大須賀工場で3月、男性社員=当時(35)=が機械に
挟まれ死亡する労災事故があり、磐田労働基準監督署は10日、労働安全衛生
法違反の疑いで、法人としてのスズキと工場鋳造第1課組長の男性(38)を
書類送検した。

送検容疑は、3月21日、工場内で鋳型からエンジン部品を取り出す機械を点
検する際、機械を停止させず、危険防止に必要な措置を怠ったとしている。男
性は機械に胸を挟まれ、窒息死した。

スズキは「亡くなられた方にお悔やみを申し上げる。今後はより一層の安全対
策に取り組みたい」とのコメントを出した。
(産経ニュース)

◆解説

年末には清掃などの非定常作業が増えることが予想されますが、機械の停止を
万全にする必要があります。

別の報道では次のような記事もありました;

送検容疑は男性社員(35)にエンジン部品を鋳造する機械の調整作業をさせ
た際、機械を停止させる安全措置を怠った疑い。
労働安全衛生規則では、調整時には機械を停止させなければならないが、同社
はこの点をマニュアルに明記していなかった。
(時事ドットコム)

送検されたのが、38歳の工場鋳造第1課組長という点に注意が必要です。決し
て経営層だけが責任を問われるのではありません。

何度も何度もお伝えしている労働安全衛生規則第107条の順守を再確認してく
ださい。

(掃除等の場合の運転停止等)
第百七条  事業者は、機械(刃部を除く。)の掃除、給油、検査、修理又は
調整の作業を行う場合において、労働者に危険を及ぼすおそれのあるときは、
機械の運転を停止しなければならない。
(以下ただし書き略)
2  事業者は、前項の規定により機械の運転を停止したときは、当該機械の
起動装置に錠を掛け、当該機械の起動装置に表示板を取り付ける等同項の作業
に従事する労働者以外の者が当該機械を運転することを防止するための措置を
講じなければならない。

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■今日の言霊

  金を残すは下、事業を残すは中、人を残すは上

■新着情報

・平成26年度の電気事業者ごとの実排出係数・調整後排出係数等の公表

・事業者向けの「厚生労働省版ストレスチェック実施プログラム」に誤り

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 5件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 19件

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発行責任者 黒崎

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