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NO.367

有害物質:土壌に 基準値を超える 三菱電機静岡製作所/静岡

■■ ESHの解決策
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                          2015.1.21 No.367

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

6434人が亡くなった阪神・淡路大震災から17日で20年になりました。
各地では追悼の集いが開かれ、例年より多くの方が黙とうを捧げるために集ま
ったそうです。

この20年で被災した地域の人口や経済指標はおおむね震災前の水準まで回復
し、また、この震災を機に日本の防災や災害対応の在り方にも大きな影響を与
えました。

しかし、復興住宅の高齢化が進み、孤独死の件数が増え続けるなど、残された
課題もあります。これは東日本大震災の被災地でも同様です。

月日が経つにつれ記憶は薄れてしまいますが、災害があった事実とそこで頑張
って生きている人々のことを忘れずに次の世代に伝えていく責任があると強く
感じました。(門)

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■環境不祥事の教訓

◆有害物質:土壌に 基準値を超える 三菱電機静岡製作所/静岡 (1/10)

三菱電機は9日、静岡製作所(静岡市駿河区小鹿3)内の工場建て替えで土壌
を調査した結果、基準値を超えるトリクロロエチレンなどの有害物質が検出さ
れたと発表した。

発がん性があると指摘され現在は使用していないが、1990年まで部品洗浄
に使い、土壌に浸透したとみられる。敷地境界にある4カ所の観測用井戸では
検出されておらず、外部に流出した可能性は低いという。

同社は製作所内で10日、住民説明会を開く。また市が周辺の地下水利用状況
などを調べている。
(毎日新聞)

◆解説

工場建て替えに伴う土壌調査で汚染が発見されることは良くあることです。

法規制前の汚染だと考えられますので、それ自体は仕方ないことですね。

住民説明会を開くとのことで、リスクコミュニケーションがとても重要ですが、
昨今の食品への異物混入問題からも得られる教訓は多いと思います。

ちなみに「リスクコミュニケーション」を Wikipedia で引くと次のとおりと
なります。

リスクコミュニケーション (Risk Communication) とは社会を取り巻くリスク
に関する正確な情報を、行政、専門家、企業、市民などのステークホルダーで
ある関係主体間で共有し、相互に意思疎通を図ることをいう。合意形成のひと
つ。

”相互の意思疎通”がポイントですが、相互に異なる思惑を乗り越える努力が
必要です。

土壌汚染に関しては、「事業者が行う土壌汚染リスクコミュニケーションのた
めのガイドライン」が発行されていますので、参照することをお薦めします。

http://www.jeas.or.jp/dojo/business/promote/booklet/05.html

★環境教育における「住民説明会のワークショップ」について「ESHエキスパ
ート」でご紹介しています!

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

  ☆【ESHエキスパート】は大手ISO審査機関に審査員教育用資料として
   採用されています。

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■労働災害の真相

◆三菱マテリアル爆発:1年 事故根絶改めて誓う 「機器整備場」月末稼働
-四日市/三重 (1/10)

作業員5人が死亡、13人が重軽傷を負った三菱マテリアル四日市工場(四日
市市三田町)の爆発事故から9日で1年。「この1年を契機に、絶対に事故を
起こさないと全従業員で改めて誓った」。福島重光工場長は同日、事故を受け
て工場内に建立した「安全誓いの碑」の前で報道陣に語った。

事故は昨年1月9日、化学物質を冷却する熱交換器を洗浄するため、ふたを外
した際に起きた。同じ作業で過去にも事故が起きており、外部有識者らでつく
る同社事故調査委員会からは「関係者の危険に対する感性が低い」と指摘され
た。

同社はこれらを踏まえ、安全にふたが取り外せるよう防護壁を備え、遠隔操作
が可能な「機器整備場」を昨年末に完成させた。今月末から稼働する。従業員
には安全教育を強化していくという。

周辺住民に対しては事故後、自治会長らと月1回程度の対話を続け、機器整備
場の見学会も行った。一方、遺族らとの補償は「個別のことは答えられないが、
協議中」としている。

事故から1年の9日、同工場では午前に「安全誓いの碑」の除幕式が行われ、
同社関係者約140人が出席。午後には市内で遺族らも参加した慰霊式典が行
われた。誓いの碑には「人命の重さと尊さを深く胸に刻み、過去に発生した事
故や災害の教訓を決して風化させることなく、安全な工場をつくる」と刻まれ
ている。

事故を巡っては、県警がこれまでに延べ4100人の捜査員を投入して関係者
から事情を聴くなど、業務上過失致死傷容疑で捜査を続けている。
(毎日新聞)

◆解説

重大災害(厚生労働省では、一度に3人以上が被災する災害を指す)が発生す
ると、その対応には直接的/間接的に相当な労力を要することが良く分かる事
例です。

しかし、もし事故(出来事)が起きても被災者が出なければ、おそらくここま
での対策は実施されておらず、リスクは潜在したままだったのかもしれません。

「大きな労働災害が発生していないので、誰も安全のことは真剣に考えてくれ
ません」という話を多くの安全担当者から聞きますが、自社で起きない限り
は”対岸の火事”で、予防処置に至らないことが多いのが”人の常”ですね。

次のような過去の送検事例があります;

【他工場の事故の類似災害防止措置を講じない過失】

リサイクル会社で、破砕機内で粉じん爆発が発生し、3人が負傷した。
この事故で、県警は、同社のリサイクル業務部長(43歳)とセンター長(35
歳)を、業務上過失傷害容疑で地検に書類送検した。
直前の前年12月にも同社の他工場で同様の事故が発生しており、部長らは爆発
事故の可能性を知りながら工場設備拡充などの対策を怠ったと判断した。

発生場所:東京都
発生日:2009年1月、書類送検:2009年11月

本メルマガでも多くの事故事例をお伝えしていますが、「対岸の火事」ではな
く、少しでも予防処置に繋げていただければ嬉しい限りです。

★日本と欧米との労働災害を比較した(軽度災害は少ないが死亡災害は変わり
ない)興味深い記事を「ESHエキスパート」でご紹介しています!

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

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★環境・安全衛生のリスク察知感性と解決策の提示力を高める

◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

  「正直」とは、現実に言葉を合わせること、
  「誠実」とは、言葉に現実を合わせること

■新着情報

 ・労働安全衛生法第28条第3項の規定に基づく健康障害を防止するための
  指針の周知について

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 3件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 14件
 

■海外の事故情報

 海外の事故情報 1件

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

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