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NO.342

東電福島原発汚染水貯蔵タンクの堰からの漏えい 継ぎ目の止水材劣化の可能性/福島

■■ ESHの解決策
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                          2014.1.8 No.342

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

明けましておめでとうございます。
本年が無事故・無災害で充実した一年となることを祈念申しあげます。

本年も役立つ情報の提供に努めて参る所存ですので、ご愛読のほどよろしくお
願いいたします。

お陰様で、弊社は今年で20周年となります。
これまで支えていただきました皆様のご厚意に応えられる会社となるよう注力
する所存でおります。

本年も変わらぬご愛顧をお願いいたします。

さて、年末年始に何冊かの本を読みましたが、その中から弊社の本年度のテー
マを次のとおり定めました。

Live with Passion!
情熱的に生きよう!

世界No.1カリスマコーチと言われるアンソニー ロビンズの言葉です。

私たちの業界では、ISO14001の改訂(2015年)やOHSMSのISO45001の制定(201
6年)などの変化がありますが、近視眼的にならず、社会に寄与する環境安全
衛生とはどうあるべきかを模索して参る所存です。

旧に倍してのご指導ご鞭撻をお願いたします。

末筆ながら、寒さ厳しい折、ご自愛のほどお祈りいたします。

編集長 黒崎由行

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◆出版のお知らせ

本メルマガでお伝えしている労働災害の書類送検事例とその解説を纏めた書籍
が出版されました。

送検理由に学ぶ安衛法の理解
~労働安全衛生コンプライアンス・CSR対策の決め手~

出版社:労働調査会
定 価:1,575円(税込)

何をしたから送検されたのか?、何をしなかったから送検されたのか?
広範で難解な労働安全衛生法を労働災害や書類送検の事例から学べるよう編集
しました。

コンプライアンスとCSRの強化に、是非ともご活用ください。

→ 詳細は次の出版社のサイトをご覧ください。

http://www.chosakai.co.jp/purchase/books/syousai/1394.html

★出版記念セミナー 先行受付

出版記念セミナーを開催することとなりました。
BSIグループジャパンによる開催となります。

  日 時:3/5(水)9:30-17:00
  場 所:BSIグループジャパン本社(東京都港区北青山)
  受講料:30,000円(税抜)

→ 詳細は次の資料をご覧ください。
http://www.esh.co.jp/images/OHSMS_nowornever.pdf

先行予約を募集いたします。
講師紹介として20%割引とさせていただきます。
次のメールアドレスにご連絡ください。

→ info@esh.co.jp

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★【重要】配信スタンド変更手続きのお願い★

読者の皆様、いつもメルマガのご愛読ありがとうございます。

当メルマガはこれまで「まぐまぐ」「メルマ」などの無料配信スタンドを利用
し、配信しておりました。しかし、無作為に広告が入ってしまうなど読者の皆
様にはご迷惑をお掛けしておりました。

そこで今後、自社配信に変更することにいたしました。

つきましては、大変お手数ですが、次のサイトより登録のお手続きをお願いい
たします。

  登録はコチラから→ http://www.esh.co.jp/mailmaga_touroku.html

◆現行の「まぐまぐ」「メルマ」からの配信は移行が完了次第、停止させてい
ただく予定ですので、早急にお手続きをお願いいたします。

ご迷惑・お手数をお掛けしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいた
します。

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■「ESHエキスパート」1ヶ月間無料購読キャンペーンのお知らせ

本メルマガの完全版の有料マガジン「ESHエキスパート」を1ヶ月間(2回
分)無料でご購読いただけるキャンペーンを実施しています。

次のサイトよりお申込みください。

→ http://www.esh.co.jp/expert_free.html

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■環境不祥事の教訓

◆東電福島原発汚染水貯蔵タンクの堰からの漏えい 継ぎ目の止水材劣化の可
能性/福島(12/27)

東京電力福島第1原発に建設されている放射能汚染水の貯蔵タンク群の二つの
堰から4か所の汚染水の漏えいがあり、最大で225トンが流出した問題で、
東電は27日、漏えいの原因はコンクリート製の堰の継ぎ目を塞ぐ止水材の劣
化の可能性が高い、と発表した。東電は「劣化は想定していなかった」と説明
している。同社のリスク意識の乏しさを改めて浮き彫りにした。

東電は問題となった2つの堰を検査したが、目視では水漏れが見つからず、コ
ンクリートにも目立ったヒビ割れはなかった。そこで、漏えい部分野継ぎ目を
新たな止水材で塞いで、内側に改めて水を入れたところ水位は低下せず、漏え
いも起きなかった。

このため、東電では漏えいの原因は、止水材が劣化して、堰の水が染み出たと
判断している。東電は、漏れた汚染水が周辺の土中に浸み込んだことから、今
後、汚染された土壌を回収して、処分するとしている。

しかし、止水材の劣化が原因だとすると、今回の漏えい個所だけではなく、約
1000基ある敷地内の貯蔵タンクの周辺に築いている堰全体の見直しが必要だ。
さらに、止水材だけでなく、堰のコンクリートそのもの、あるいは継ぎ目等の
チェックと補修も早急に実施するべきだ。急ごしらえのタンク自体の安全性も
「想定外」に劣化している可能性がある。
(Finance GreenWatch)

◆解説

今号においても、数件の土壌・地下水汚染をお伝えしていますが、その最も基
本的対策が「防液堤」です。

東電の本事例は、施工後さほど年数が経っていないのに漏えいしたことを考え
ると、突貫工事であったこともあり、施工不良の可能性もあるかもしれません。

我々が教訓とすべきは、点検と保守の重要性です。コンクリート表面の劣化や
ライニングの損傷は極めて多くのサイトで見られる事象です。

多くの組織は、点検していたとしても目視点検のみで、防液堤の機能が果たさ
れていることを確認出来ていない状況が多数あります。

確実な点検と運用により、土壌・地下水汚染を防止したいものです。

★防液堤等点検のベストプラクティスと「一般的な土木構造物・建築構造物の
劣化因子」について「ESHエキスパート」で解説しています!

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  ☆【ESHエキスパート】は大手ISO審査機関に審査員教育用資料として
   採用されています。

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■労働災害の真相

◆業務上過失致死傷容疑で書類送検へ 現場幹部ら数人 姫路工場爆発 (1/1)

37人が死傷した2012年9月の日本触媒姫路製造所(姫路市網干区興浜)
の爆発事故で、兵庫県警網干署捜査本部が、爆発したタンクを管理していた同
製造所化成品製造部製造第2課などの幹部ら数人を、1月中にも業務上過失致
死傷容疑で書類送検することを検討していることが31日、捜査関係者への取
材で分かった。

12年9月29日午後、アクリル酸をためた中間貯蔵タンクが爆発し、網干消
防署の隊員=当時(28)=が死亡するなどした。同社が設置した事故調査委
員会の報告書などによると、アクリル酸の化学反応が加速し、急上昇した温度
でタンク内の圧力が高まり破裂、爆発が起きたとされる。

事故当時、アクリル酸から不純物を分離する設備「回収塔」の能力向上テスト
を実施。このため中間貯蔵タンクには一時的に通常量以上の約60立方メート
ルを貯蔵していた。

貯蔵量が25立方メートルを超える場合、タンクの上下部両方の循環装置でか
き混ぜ、アクリル酸を冷却する内規があったが、上部は稼働させておらず、温
度が急上昇したとみられる。

捜査関係者によると、テストは化成品製造部製造第2課が担当していた。テス
トは09年以来で、計画段階で内規の徹底を怠り、爆発を招いたとみられる。

捜査本部は、テストに関与した同課幹部らが、爆発の危険性を認識しつつも循
環装置の稼働の指示を怠るなどしたとみて、13年9月から幹部や作業員ら十
数人に本格聴取を実施。事故の被害者からも処罰感情などを聞き取り、詰めの
捜査を進めている。
(神戸新聞)

◆解説

拙著「送検理由に学ぶ安衛法の理解」では、労働安全衛生法違反による書類送
検事例から法令を学んでいただくよう編集しましたが、実は、労働安全衛生法
が適用されなくとも、本事例のような業務上過失致死傷等罪による書類送検が
待ち受けています。

労働安全衛生法違反は、労働基準監督署が捜査しますが、業務上過失致死傷等
罪は、警察が捜査します。

業務上過失致死傷等罪は、死亡又は傷害という結果の発生についての故意はな
く、注意を怠ったことが理由で死亡又は傷害という事故を発生させたという点
の過失が認められるということです。

死亡又は傷害に至らなければ過失を問われることはありません。

ちなみに、「業務」とは社会生活上の地位に基づき反復継続して行う行為であ
り、日常用語の業務つまり”仕事中”とは意味合いが異なります。たとえばプラ
イベートでの自動車の運転も「業務」となります。

また、「過失」とは、次の二つに分けることができます。

・結果予見:結果の発生を「予見」すべき義務を怠る
・結果回避:結果の発生を「回避」すべき義務を怠る

危険性を知り得る立場にあったのに怠慢から危険性について知ろうとしなかっ
た場合、危険性があることを知っていたにもかかわらず対策を講じなかった場
合に過失があったと判断されます。

★業務上過失致死傷等罪が適用された特徴的な事例を「ESHエキスパート」で
ご紹介しています!

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

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★環境・安全衛生のリスク察知感性と解決策の提示力を高める

◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■新着情報

 ・EUにおける化学物質管理に関する最新動向セミナー

 ・交通事故死者数は4,347人

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 5件

■不法投棄関連情報

 全国の不法投棄関連情報 1件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 16件

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

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【発行元】
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発行責任者 黒崎

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