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NO.491

★YouTubeチャンネル「安全衛生アカデミー」開設のお知らせ

■■ ESHの解決策
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2020.3.18 No.491

企業の環境&安全衛生、ISO14001、ISO45001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

世界ではコロナウイルスが猛威を振るい、経済を始めとした活動が冷え込んで
おりますが、桜の開花宣言が発表されるなど季節は春を迎えています。コロナ
ウイルス問題が収束し、一刻も早く安心して過ごせる日常を取り戻せることを
祈っています。

さて、お知らせにもある通り、弊社ではこのたびYouTubeチャンネルを開設い
たしました。開設にあたり私も編集作業に携わることになったのですが、思っ
た以上に大変な作業でした。

そもそもYouTubeというものをほとんど観たことがないため、「YouTubeってス
マホとかで動画を撮ってアップロードすればいいんでしょ」と軽く考えていた
のですが、動画を編集する、音声を調整する、オープニングやサムネイルとや
らを作成する等々、まさに「未知との遭遇」の日々でした。

そんな素人YouTuberの苦労が込められた動画です。今後の成長を楽しみにして
いただきながら動画をご覧いただけたら幸いです。(門)

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★YouTubeチャンネル「安全衛生アカデミー」開設のお知らせ

このメルマガだけでなく、より多くの方々にあるべき安全衛生マネジメントを
お伝えしたいと願い、標記チャンネルを開設いたしました。

是非ともご覧ください。

https://www.youtube.com/channel/UCM2xG0-9rd3JhcDyRIh5eOg?view_as=subscriber

なお、ご視聴いただき役に立ったと思っていただけましたら、チャンネル登録
や高評価ボタンを押していただけますと励みになります。

今後も役立つ動画を投稿して参りますので、ご支援をお願いいたします。

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★年度末キャンペーン

年度末の余ったご予算で来年度は本メールマガジンの有料版「ESHエキスパー
ト」ご購読されてはいかがでしょうか?

3月末まで初年度会費を30%OFFにてご提供いたします。

この機会に是非ともご入会ください。

・コーポレート会員 年額 90,000円(税別)→ 63,000円(税別)
・法人会員     年額 30,000円(税別)→ 21,000円(税別)
・個人会員     年額 10,000円(税別)→ 7,000円(税別)

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■環境不祥事の教訓

◆ディーゼル機の配管から油漏れ 志賀原発1号機/石川 (3/11)

北陸電力は10日、志賀原発1号機(石川県志賀町)の非常用ディーゼル発電
機の配管から微量の潤滑油が漏れていたと発表した。発電機の機能や性能、外
部への放射能の影響はない。

北電によると、2月6日午後3時ごろ、定例試験で確認。溶接部に長さ6ミリ
の傷があり、油が4、5滴ほど漏れていた。傷は試運転で一時的に振れが大き
くなる回転数に上げたことや、溶接部への力の蓄積でできたとみられる。今後
は振動の低減を図り、5月に新しい配管に取り替える。

公表基準で緊急性の低い「保守情報」に分類されるとし、月1回のマンスリー
レポートで発表した。
(北日本新聞)

◆解説

発電機から放射能の影響のない4,5滴の潤滑油が漏れただけです。

原発(定期検査中)とはいえ、取り立てて大騒ぎせず、月1回の「マンスリー
レポート」で発表すれば十分なのではないでしょうか。

その「マンスリーレポート」の中では次のように記述されています。

2020 年2月6日(木)15時頃、非常用ディーゼル発電機1B号機の定例試験
を行っていたところ、ディーゼル機関の燃料噴射ポンプ2に潤滑油を供給する
配管の溶接端部から潤滑油が滴下していることを確認しました。潤滑油の漏え
い量はごく僅か(11秒に1滴)であり、当該ディーゼル発電機の機能・性能に
影響を及ぼすものではありませんでした。また、本事象による外部への放射能
の影響はありません。(抜粋)

http://www.rikuden.co.jp/press/attach/20031001.pdf

外部コミュニケーションとしては適切だと考えます。

ただし、さほど高圧ではない配管の溶接端部から潤滑油が漏れたことに対して
は、溶接の精度上の問題として再発防止の是正処置が必要です。

多くの環境事故において、最も難しいのはコミュニケーションです。

事業所から本社への報告はどうするか、社外への報告や発表はどうするのか、
それを定めるのはとても難しいことです。

企業としては、隠す意図はなかったとしても、外部に情報が洩れてから”後追
い”の発表となった場合のダメージは大きなものとなります。

ISO 14001においても適切なコミュニケーションのプロセスが求められており、
社内外のコミュニケーションのプロセスを明確にすることが必要です。

★水質汚濁防止法における「事故時の措置」について「ESHエキスパート」で
解説しています!

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採用されています。

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■労働災害の真相

◆エスカレーターに巻き込まれメンテ業者死亡/神奈川 (3/12)

12日午後3時ごろ、横浜市旭区鶴ケ峰1丁目の商業施設のエスカレーターで、
点検していたメンテナンス業者の男性(42)がエスカレーターに巻き込まれ、
死亡する事故が起きた。旭署が詳しい原因を調べている。

署によると、現場は施設1階と2階の間のエスカレーターで、男性は点検作業
のため停止させた上で一人で作業中だった。エスカレーターが何らかの原因で
動き出し、男性が巻き込まれたとみられるという。
(神奈川新聞)

◆解説

別の記事では、「足から腹部付近までを巻き込まれた」とあります。悲惨な労
働災害がまた発生してしまいました。

一人でメンテナンス中とのことで、何故にエスカレーターが起動したかは不明
です。

言うまでもなく、ロックアウト(鍵掛け)・タグアウト(札掛け)が確実に実
施されていれば防ぐことができた災害です。

トイレ(大)に入ったら表示だけで鍵を閉めない人はいないですよね。表示だ
けでは、脱落、見落とし、故意の開放などが起こり得ます。

他者を100%信じられないので、自ら鍵を閉めるのでしょう。

トイレなら覗かれるだけで済みますが、機械が相手だと命に係わります。

取り返しの付かない災害に至る危険源に対しては、タグアウトだけでなく、
ロックアウトで対応したいものです。

★非定常作業時の労働災害防止のためのリスクアセスメントの重要性を「ESH
エキスパート」で解説しています!

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★環境・安全衛生のリスク察知感性と解決策の提示力を高める

◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■復活!今日の言霊

コロ助(ころすけ)

■新着情報

・SDGs活用ガイド(第2版)の発行

・大気汚染防止法の一部を改正する法律案の閣議決定

■環境不祥事の教訓

より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

全国の事故・事件情報 3件

■労働災害レポート

全国の労働災害・書類送検情報 15件

【ESHエキスパート】 → https://www.esh.co.jp/expert.html

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(2回/月:第一、第三水曜日発行)

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のご意見やご要望をお待ちしております。是非ともお寄せください。

◇ info@esh.co.jp まで

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【発行元】
環境ワークス株式会社
https://www.esh.co.jp
発行責任者 黒崎

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