劇物流出:タンクからフェノール漏れ 外部流出なし/秋田
■■ ESHの解決策
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2012.4.18 No.301
企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン
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◆ご挨拶
桜前線も順調に北上し、各地に春の訪れを運んでくれています。週末は暖かい
日差しの下、花見を楽しむ人の姿をたくさん見かけました。
さて、財団法人社会経済生産性本部から今年の「新入社員タイプ」が発表され
ました。
平成24年度は「奇跡の一本松型」です。
平成24年度の新入社員の特徴・ポイントとしては、「困難な就職活動の中での
頑張り」「ボランティア活動を通じて若者たちの就業観が垣間見えた」「これ
からの時代の変化の原動力」が挙げられています。
東日本大震災からの復旧・復興に積極的に関わろうとする若者の姿は印象的で
すが、「新入社員意識調査」でも「社会や人から感謝される仕事がしたい」と
いう回答が95%に達しているそうです。
若者の今後の活躍を期待しています!(門)
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■300号記念キャンペーン
メルマガ300号達成を記念し感謝を込めて、本メルマガの完全版の有料マガジ
ン「ESHエキスパート」を4月中に限り30%引きの特別価格でご提供します。
この機会に是非ともお申込みください。
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※備考欄に「メルマガ」とご記入ください。
なお、下記の配信スタンド変更手続きを実施いただきますと、更に割引させて
いただきますので、お手続きのほどよろしくお願いいたします。
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★★★【重要】配信スタンド変更手続きのお願い★★★
読者の皆様、いつもメルマガのご愛読ありがとうございます。
当メルマガはこれまで「まぐまぐ」「メルマ」などの無料配信スタンドを利用
し、配信しておりました。しかし、無作為に広告が入ってしまうなど読者の皆
様にはご迷惑をお掛けしておりました。
そこで今後、自社配信に変更することにいたしました。
つきましては、大変お手数ですが、次のサイトより登録のお手続きをお願いい
たします。
登録はコチラから→ http://www.esh.co.jp/mailmaga_touroku.html
◆現行の「まぐまぐ」「メルマ」からの配信は移行が完了次第、停止させてい
ただく予定ですので、早急にお手続きをお願いいたします。
ご迷惑・お手数をお掛けしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいた
します。
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本メルマガの完全版の有料マガジン「ESHエキスパート」を1ヶ月間(2回
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■環境不祥事の教訓
◆劇物流出:タンクからフェノール漏れ 外部流出なし-秋田/秋田 (4/10)
6日午前7時39分ごろ、秋田市飯島の辰巳商会秋田出張所で、タンクから劇
物のフェノール約20トンが流出しているのを従業員が見つけ、119番通報
した。漏れた液体はタンクを囲むコンクリート槽内にとどまり、外部には流出
しなかった。半径1キロ以内に民家はなく、けが人もなかった。
秋田臨港署などによると、タンク容量は約1500トンで、約350トンが接
着剤などの原料として保管されていた。バルブ周辺など複数箇所から漏出した
とみられる。
フェノールは毒性があるため、同署は現場に通じる県道56号など6カ所を約
2時間半、通行止めにした。パトカーや消防車は周辺の工場や風下の民家など
に窓を閉めるよう呼びかけて回った。
タンク内に残った液体は同じ物質を扱う秋田住友ベークメディカル工場のタン
クに移された。同署が漏れた原因などを調べている。
◆解説
本件に関してtwitterに次のとおりの書き込みがありました。
[昨日、七時に秋田出張所の所長が見回りで1500立米の円柱タンクの元バ
ルプからフェノールが漏出しているのを発見しました。タンクにはおよそ358
トンもフェノールが貯蔵されていました。タンクローリーで徹夜で180トン抜
き出しました。](7日書き込み)
[およそ84トンまだ残っていますが、徐々に減少しています。流出量は88トン
です。流出したフェノールは空気の酸素で酸化され重合し樹脂状に硬く固まっ
ています。](7日書き込み)
防液堤内に止まったことは良かったですが、物質がフェノールだっただけに大
きな事態となりました。相当の刺激臭が漂ったことが推察されます。
twitterの書き込みによれば徹夜でタンクローリーにより180トンを抜き取った
とのことですが、移送先のタンクは地図で見ると3km程度の近隣にあり、近く
に受け入れ先があったことはとてもラッキーだったとも言えます。
液体の化学物質の漏洩時にはタンクローリーの存在は極めて重要です。いざと
いう時に調達できるよう、日頃から業者の選定や契約に努めたいものです。
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■労働災害の真相
◆ドラム缶爆発:車整備工場で 従業員やけど-熊本/熊本 (4/14)
13日午前10時ごろ、熊本市中央区八王寺町の「九州コスモ石油販売カーケ
アセンター熊本」でドラム缶が爆発し、そばにいた従業員(44)が全身にや
けどを負った。意識はあるという。熊本南署が原因を調べている。
同社によると、当時「ドーン」という音がしたという。同署などによると、男
性は200リットルのドラム缶をガス切断機で切る作業をしていた。缶は空の
状態でエンジンオイルのようなものが入っていたという。
◆解説
かなり昔から発生している事故事例ですが、近年でも数年に一度は発生してい
ます。
状況が分かりやすいので、安全教育の災害事例としても使えます。
引火性溶剤の場合、ドラム缶200リットルを爆発させるのに必要な溶剤の量は、
10-20ml程度であり、空の容器ほど爆発性蒸気の容積が大きく危険であること
を認識させるのに適した事例と言えます。
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■今日の言霊
腹が減れば飯を食い、眠くなったら眠る。それが禅だ。
■新着情報
・「3R行動見える化ツール」の公表
■環境不祥事の教訓
より詳細な解説と参考事例紹介
■労働災害の真相
より詳細な解説とベストプラクティス紹介
■環境事故・ニュースレポート
全国の事故・事件情報 6件
■不法投棄関連情報
全国の事故・事件情報 3件
■労働災害レポート
全国の労働災害・書類送検情報 20件
★不祥事・災害事例の出典:明記のないものは毎日新聞
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