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NO.302

工場爆発:社員1人死亡、22人けが 山口・三井化学

■■ ESHの解決策
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                          2012.5.9 No.302

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
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◆ご挨拶

5月6日、茨城県つくば市や栃木県真岡市などで竜巻や突風が発生し、大きな
被害が相次ぎました。被災された方の中には東日本大震災で避難されていた方
もいらしたようです。心よりお見舞い申し上げます。

アメリカでは、年間1000個前後の竜巻が発生しているのに対し、日本での
年間発生数は20個程度ということです。しかし、昨今のゲリラ豪雨など自然
災害のもたらす被害は大きくなる一方であり、警戒が必要です。

こうした事故や災害を教訓として、BCP(事業継続計画)が実効性のあるも
のかどうか、今一度見直されてみてはいかがでしょうか?(門)

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■環境不祥事の教訓

◆工場爆発:社員1人死亡、22人けが 山口・三井化学 (4/22)

22日午前2時15分ごろ、山口県和木町和木6の三井化学(本社・東京都港
区)岩国大竹工場のプラントが爆発、炎上した。山口県警などによると、近く
で作業していた社員(22)が死亡、社員7人が重軽傷を負ったほか、同工場
内と隣接のJX日鉱日石エネルギー麻里布(まりふ)製油所(同町)にいた協
力会社「山九」の社員4人が軽傷。同町と隣接の岩国市、広島県大竹市の3市
町で少なくとも周辺431世帯の窓ガラスが割れるなどし、住民11人が軽傷
を負った。

爆発・炎上で隣接のプラントにも延焼。爆発したプラントは同8時すぎにも再
度爆発した。消防などが消火を続け、事故発生15時間後の同日午後5時15
分ごろ、火勢を鎮圧した。有害ガスの発生はないという。山口県警は業務上過
失致死傷容疑を念頭に、作業内容や手順に問題がなかったか事情を聴いている。
近日中に現場検証する予定。

(続報)工場爆発:36時間ぶりに鎮火 山口・23人死傷 (4/23)

三井化学岩国大竹工場のプラントが爆発・炎上し、作業員と周辺住民計23人
が死傷した事故で、岩国地区消防組合消防本部は23日午後2時31分、発生
から約36時間ぶりに鎮火を発表した。県警は24日に現場検証に着手する。
また、作業中に死亡した社員(22)の死因は司法解剖した結果、化学薬品中
毒と判明した。

一方、県警は23日朝から、業務上過失致死傷容疑で、工場の事務所と爆発現
場を家宅捜索し、安全マニュアルや作業日報など50点余を押収した。

(続報)山口・三井化学工場:爆発事故から1週間 過酸化物爆発の可能性 (4
/30)

三井化学岩国大竹工場(和木町)のプラント爆発炎上事故から29日で1週間。
工場側は、タイヤ用工業接着剤原料「レゾルシン」製造(RS)プラントのう
ち、酸化塔内で合成している過酸化物「ハイドロパーオキサイド(HPO)」
が爆発したとの見方を強めている。工場側や従業員の話などから、当日のプラ
ントの様子を振り返る。

爆発約3時間前の21日午前11時半ごろ、工場内で使う熱源の蒸気を供給す
るプラントが電気系統のトラブルで自動停止。工場側は構内放送で各プラント
に緊急停止を指示。対象は爆発のあったRSプラントなど、工場内の約7割に
上った。

緊急停止は1次、2次操作に分かれる。1次操作は、各プラントの計器室から
ボタンを1回押す遠隔操作。化学反応を停止させ、圧力や温度を下げる機器が
自動的に働き出す。5?10分間で安全な状態になるという。

2次操作は従業員が現場に出向き、手動で弁を閉めるなどの作業を行う。爆発
は2次操作中に起きた。

◆解説

社員の方1名が亡くなっていますが、周辺の家屋損傷484軒(主にガラス破損)
など、社外の被害も大きいので環境マターとして取り上げます。

別プラントの電気系統のトラブルによる自動停止に伴うシャットダウン時の爆
発事故です。

この事故で参考にしたいのはリスクコミュニケーションです。

同社では、当日2時の爆発発生以降、当日の3回(8時、14時、19時)を含めこ
れまでに11回のニュースリリースを出していますが、その主な内容は次のとお
りです。

・お詫び
・発生場所
・発生経緯
・人的被害(社員、隣接企業、地域住民)
・物的被害(工場構内、構外)
・工場構外への影響(有害物質の漏洩なし)
・製品供給への影響
・原因と対策
・事故調査委員会の設置
・社員約300名による工場近隣地域6984世帯の戸別訪問による謝罪
・役員報酬の一部返上

ニュースリリースの都度、前回以降の追加・変更箇所を太字にして変化が分か
りやすくなっています。

また、参考にしたい点として次のような記述もありました。

応急処置のためのブルーシート提供、住居破損の方の宿泊場所確保などを行う
とともに、順次補修工事を進めております。被害に遭われた皆様へは、今後と
も誠心誠意対応してまいります。

震災、竜巻などの天災の後もそうでしたが、ブルーシートの利用価値は高いこ
とを再認識しました。

爆発事故の発生は残念ですが、その後のリスクコミュニケーションは参考にす
べき点が多いと思います。

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■労働災害の真相

◆火災:倉庫を全焼-愛知・春日井 (4/20)

19日午前10時40分ごろ、愛知県春日井市庄名町の倉庫業「丸竹」の倉庫
付近から出火、鉄骨平屋建て倉庫約2300平方メートルを全焼した。倉庫内
の食用油に引火したため火勢が強く、市消防本部は消防車やはしご車など24
台を出動させ、20日未明まで消火にあたった。けが人はいなかった。

県警春日井署や消防本部によると、女性従業員が倉庫南側の焼却炉でごみを燃
やしていたところ、近くに置いてあったフォークリフト運搬用の木製パレット
に引火、さらに倉庫の壁に燃え移ったという。倉庫内は、冷凍室2室と冷蔵室
1室に仕切られ、冷蔵室には1斗缶の食用油600缶や発泡スチロール製容器
などが入っていたという。現場は東名高速春日井インターの東約3キロで、黒
煙が一時付近の住宅や商店、国道19号に流れ込んだ。

◆解説

米国の火災保険会社は極めて厳しい要求を課します。しかしそれをクリアすれ
ば保険料率が低減されることは合理的ですね。

その米国の保険会社の要求で感心したことの一つにパレットの取り扱いがあり
ます。

それは、木製やプラスチックのパレットを建屋から1m以上離して保管せよ、
ということでした。可燃物であるパレットからの延焼を防ぐための処置で、ま
さにこの事故事例と一致したものです。

多くの企業でパレットを使用していますが、スペースの都合もありその保管方
法は火災を考慮していません。

ある外資系企業では、海外本社から、すべてのパレットを金属製にするよう指
導を受けた事例もあります。

火災によるダメージは極めて大きなものとなり、我々はより以上に配慮する必
要があると考えます。

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

  運命は偶然ではなく、あなたの選択です。

■新着情報

・「環境報告ガイドライン(2012年版)」の公表

・平成24年度クールビズについて

・自動車製造業における元方事業者・関係請負人の安全衛生管理マニュアル

・平成24年度全国安全週間スローガン決定

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 5件

■不法投棄関連情報

 全国の事故・事件情報 1件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 18件

★不祥事・災害事例の出典:明記のないものは毎日新聞

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発行責任者 黒崎

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