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NO.539

基準超のシアン排水した疑い メッキ会社役員を逮捕/東京

■■ ESHの解決策
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2022.3.16 No.539

企業の環境&安全衛生、ISO14001、ISO45001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

週末から全国で暖かい陽気となり、冬の間、寒さで縮こまっていた庭の花も一
気に咲き始めました。花粉の恐怖はあるものの、日差しに誘われて屋外で過ご
したという方も多いのではないでしょうか。

この暖かさで桜のつぼみも膨らみ、東京では3月20日頃に開花するのではと予
想されています。

この桜の花ですが、同じく春の花の代表である梅や桃と似ていて、遠くから見
ると「あれは梅かな?桜かな?」などと迷うことはありませんか?(私だけで
しょうか…?)開花時期には多少のずれがあるとのことですが、寒暖差によっ
ては開花時期が重なる地域もあります。

見分けるポイントとしては花弁の形の違いがあり、次の特徴があるそうです。
・桜は先端に切れ込みが入っていて、シャープなハート型
・梅は丸い花びら
・桃は花弁の先がとがっている

日本ほどはっきりと四季の違いを楽しめる国は世界でも珍しいのだとか。今冬
の厳しい寒さを乗り越えて春ならではの美しさを存分に味わいたいですね。
(門)

 

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◆グローバルレベルの安全衛生管理手法(RBA)セミナー(3月18日)

弊社では、安全衛生スタッフや監査員・審査員向けにオンラインセミナー
【グローバルレベルの安全衛生管理手法(RBA)】を3月18日(金)に開催します。
当日のご都合が合わない場合は動画での視聴も可能です。

本年9月開催の同セミナーでは、100%(大いに満足、満足)の高評価を頂戴し
ました。

受講された安全衛生スタッフ、コンサルタントの方々の声を一部ご紹介いたし
ます。

・RBAが生まれた背景とそれが重要視されている現状を知ることができた。
自社の安全要求がどこから来ているのかを、RBAを知ることで腹落ちできた。
日本の法律だけではカバーできない、今後進むべき方向性を窺い知ることがで
きた。上記から、私にとって一番良かったことはトップダウンで降りてきたこ
とを現場に説明する際に、「ルールだから」ではなく「Why」をしっかり語れ
るようになれたということです。
・EHS Academy(Apple社)の事例を拝聴し、CSRピラミッドの底支えである安全
衛生の大切さを感じることができた点は今回の講義を受講した中での収穫でし
た。
・RBAだけでなく、NIKEのCSR要求事項や製薬業界のPSCIの内容も説明していた
だいたので、広範囲で必要な情報を知る事ができて良かったです。 動画での
ERTの内容が腑に落ちたので、良かったです。
・CSR監査の国際標準を知ることができた。それ以上に、それをプラチナで
クリアーしようとしたら、ある程度以上の安全文化が無いと無理そうだと
分かったこと。
・ESHを運用をしてく上で必要な活動を導入する為に役員メンバーを説得する
材料としてRBAの要求などは役員が興味を持ってもらえる感じがしました。
・グローバルレベルの安全管理について、先生の具体的な説明によって少し
見えてきました。

詳細は次のサイトをご覧ください。
https://peraichi.com/landing_pages/view/gfrsv

 

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■環境不祥事の教訓

◆基準超のシアン排水した疑い メッキ会社役員を逮捕/東京 (3/3)

国の基準の約170倍に当たるシアン化合物などを含む廃液を下水道に流したな
どとして、警視庁生活環境課は下水道法違反の疑いで、メッキ加工業「福田鍍
金(めっき)工業所」の会社役員(48)を逮捕し、法人としての同社も書類送検
した。容疑者は「処理する機材を修理する費用がなかった」と供述していると
いう。

同社は平成29年以降、東京都の重点指導の対象となっており、令和2年8月と
3年4月に改善命令が出されていた。同課によると、同社の下水道からは最大で、
シアン化合物が基準値の約170倍、六価クロムは基準の36倍検出された。都の
改善命令に従わなかったことから都が3年に警視庁に告発していた。廃液は
水処理施設を通じて荒川などに流れた。

逮捕容疑などは、2年10月から3年10月までの間、基準値を超えた濃度のシアン
化合物などを含む廃液を下水道に排水し、改善命令に従わなかったとしている。
(産経新聞)

◆解説

下水道法違反で逮捕とは、極めて珍しいケースです。

「東京都は2017年以降、同社に対して約160回の立ち入り検査を実施し、計9回
の行政指導を行っていたが、改善されなかった」(JIJI.COM)との記事もあり、
逮捕は仕方のないことですね。

東京都の同社の行政処分に関するウェブ上の記述では、同社の主要製品は、
ビス・ボルト・ワッシャー類のめっき加工です。

排水に六価クロムが検出されていることから、六価クロムを用いたメッキもし
ていたのでしょう。

ご存じのとおり、六価クロムは、RoHS指令の特定物質に指定されています。
それでも六価クロムメッキが使用されるのは、三価クロムメッキよりも耐久性
が良いからです。

本件は、論外の事案ですが、問題はこの会社に仕事を発注していた企業や購入
していた会社・個人が存在したと言うことです。仕事がなければ排水は出ませ
んので。

ISO 14001の観点からすると調達、アウトソースに関連しますが、企業の社会
的責任として、適切に調達、アウトソース(外部提供者)を管理することが
必要です。

★環境(EHS)マネジメント担当者に必要な製品含有化学物質管理のポイント
を「ESHエキスパート」で解説しています!

【ESHエキスパート】 → https://www.esh.co.jp/expert.html

☆【ESHエキスパート】は大手ISO審査機関で審査員教育用資料として
採用されています。

 

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■労働災害の真相

◆鉄製パネル50枚積んだ台車倒れ下敷きに、71歳作業員が死亡/滋賀 (3/2)

2日午後4時55分ごろ、滋賀県甲賀市の工場で、作業員男性(71)が台車の下敷
きになり、搬送先の病院で死亡が確認された。

滋賀県警甲賀署によると、50枚ほどの鉄製パネルが積まれた台車が倒れたとい
い、労災事故として調べている。
(京都新聞)

◆解説

本件の被災者は71歳ですが、近年の傾向として高年齢労働者の労働災害が増え
ています。

先般の新潟県で起きた火災事故で70歳前後の女性アルバイト清掃員4名が亡く
なったことも記憶に新しいところです。

建設業や運輸業では以前から高年齢労働者が多かったのですが、最近では製造
業でも増えています。

厚生労働省の調査では、60歳以上の雇用者数は過去10年間で1.5倍に増加し、
労働災害(休業4日以上)による死傷者数では60歳以上の労働者の占める割合
が26%と増加しています。

また、「人生100年時代に向けた高年齢労働者の安全と健康に関する有識者会
議報告書」も発行されています。

2021年4月施行の高年齢者雇用安定法にて70歳までの就労機会確保が企業の
努力義務となり、高年齢労働者の就労の機会はますます増えることとなります。
「国の社会保障費の削減のために死ぬ間際まで働かざるを得ない」などの批判
もありますが、健康で働けることは良いことでもあります。

しかし、それも安全に働けることが大前提です。

私たちは皆平等に歳を重ねます。高齢労働者の働きやすい環境を整備すること
は将来の自分自身のためでもあり、その視点を忘れないようにしたいものです。

★海外の資料から学ぶ高年齢労働者の労働災害防止のヒントを「ESHエキス
パート」でご紹介しています!

【ESHエキスパート】 → https://www.esh.co.jp/expert.html

 

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★環境・安全衛生のリスク察知感性と解決策の提示力を高める

◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■復活!今日の言霊

戦争は人類を悩ましうる最大の疾病である
戦争は破壊の科学である
良い戦争、悪い平和などがあったためしがない

■新着情報

・大気汚染防止法施行規則等の一部を改正する省令の公布

・YouTube「安全衛生アカデミー」新着動画

負傷者なしで書類送検、火災爆発に労働安全衛生規則が求めている事故報
告とは
https://youtu.be/xdDmyypWtJI

【チャンネル登録者数3000人達成】挑戦!成長!安全衛生スタッフに役立
つ名言
https://youtu.be/2_2Nnt0qS4A

■環境不祥事の教訓

より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■労働災害の真相

より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

全国の事故・事件情報 4件

■労働災害レポート

全国の労働災害・書類送検情報 23件

 

【ESHエキスパート】 → https://www.esh.co.jp/expert.html

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