JFEスチール工場から大量の煙、消防車が出動/千葉
■■ ESHの解決策
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2012.1.11 No.294
企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン
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◆年頭のご挨拶
明けましておめでとうございます。
昨年は東日本大震災と福島第一原発事故が発生し、「安全」の重要性を再認識
する一年となりました。本年は平穏な年となることを祈ります。
弊社では、本年も社員一同、「安全」を支援するサービスを提供することによ
り社会に貢献して参る所存です。昨年同様のご愛顧を賜わりますよう、お願い
申しあげます。
皆様のご健勝と貴社の益々のご発展を心よりお祈りいたします。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
環境ワークス株式会社
代表取締役 黒崎 由行
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読者の皆様、いつもメルマガのご愛読ありがとうございます。
当メルマガはこれまで「まぐまぐ」「メルマ」などの無料配信スタンドを利用
し、配信しておりました。しかし、無作為に広告が入ってしまうなど読者の皆
様にはご迷惑をお掛けしておりました。
そこで今後、自社配信に変更することにいたしました。
つきましては、大変お手数ですが、次のサイトより登録のお手続きをお願いい
たします。
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予定ですので、1月中にお手続きをお願いいたします。
ご迷惑・お手数をお掛けしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいた
します。
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■環境不祥事の教訓
◆JFEスチール工場から大量の煙、消防車が出動/千葉 (1/6)
6日午前10時10分頃、千葉市中央区川崎町のJFEスチール東日本製鉄所
で停電があり、コークス炉内で発生するガスを再利用する装置が停止した。
工場は、ガスを放出する措置を講じる際、有害物質をなくすためガスを燃焼さ
せたことから、炉から炎が上がり、大量の煙が出た。119番もあり、消防車
30台が出動する騒ぎとなった。
千葉市教委によると、工場周辺の小中学校3校ではこの日、全校集会の後、午
前中に下校させる予定だったが、児童・生徒の下校を一時見合わせた。昨年1
2月2日には、同じ敷地内にあるJFEケミカルで3人が負傷する爆発事故が
起きている。
◆解説
正月早々にニュース速報でも伝えられた事故です。当初は、爆発事故と報じら
れていました。
結果としては、爆発ではなく、停電により放出するガスを無害化のため燃焼さ
せた際の黒煙だということです。
同社のホームページでは次のとおり報じています。
東工場における停電により、コークス炉の集塵設備およびガス吸気設備が一時
的に停止したため、コークス炉にて発生したガスに着火し、無害化して炉外に
放出したことによるものです。
この事故から得られる教訓は次の2点です。
・停電時の対応が重要であること。
他社では、停電により排水処理施設が機能せずに排水基準を超過した事例
もあります。
・黒煙が住民に不安を与えたこと。
冬場のスチーム(蒸気)の湯気が苦情に繋がるケースも多々あります。事情
が分からないだけに不安なものです。
停電に対するリスクアセスメントを実施し、事前の備えを強化したいものです。
★停電に伴う環境安全衛生上のリスクアセスメントのベストプラクティスを
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採用されています。
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■労働災害の真相
◆おがくずに埋もれ、トラック荷台で男性死亡 能代市の貯蔵庫 (12/20)
20日午後1時半ごろ、能代市の木材加工工場で、作業していた運送会社社員
(50)が、トラック荷台に積み込んでいたおがくずに埋もれて死亡している
のが見つかった。
能代署などによると、男性は午前10時ごろから貯蔵庫2階の床に立って、漏
斗状になった排出口にたまっていたおがくずをかき落とし、下に止めていた2
0トントラックの荷台に積み込んでいた。排出口の下端から荷台までは2?3
メートル。
一緒に作業をしていた同僚が男性の姿が見えないことに気付いて工場に連絡、
119番した。命綱などはしていなかったという。
(秋田魁新報)
◆転落死:作業員、生コン工場で-練馬/東京 (12/28)
練馬区の生コンクリート製造会社で26日午後4時5分ごろ、原料の砂を貯蔵
したすり鉢状のサイロ(高さ約14メートル)に作業員(55)が転落してい
るのを同僚が発見し、119番した。男性は首から下が砂に埋まり、約6時間
後に東京消防庁のレスキュー隊員に救出されたが、搬送先の病院で死亡した。
練馬署によると、男性は当時、サイロの内壁にこびりついた砂を落とす作業を
1人でしていたが、誤って砂の中へ転落したとみられる。
サイロは約640トンの容量で約200トンの砂が入っていたという。サイロ
内の砂は下部の穴から落ちて、さらにベルトコンベヤーで運ばれる仕組みにな
っていたという。
◆解説
おがくずや砂に埋もれて死亡する事故が続きました。あまり数は多くはないも
のの、毎年発生している事故です。
この他にも、穀物、断熱材、炭ガラ、集塵などに埋没し死亡した事例がありま
す。
日本には、埋没に関する法規制はありません(転落・墜落を除く)が、米国に
は酸欠対策を含んだ「コンファインドスペース・プログラム」(Confined spa
ce :制限空間)という規制があります。
コンファインドスペース・プログラムには、リスクアセスメント、教育訓練、
入場許可などの対応が要求されます。
自社内に埋没のリスクがある箇所がないか再確認し、入場制限などの措置を見
直すことをお薦めします。
★コンファインドスペース管理のベストプラクティスを「ESHエキスパート」
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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介
■今日の言霊
危機こそ進化を加速する
■新着情報
・水質汚濁防止法改正について
・産業廃棄物の不法投棄等の状況(平成22年度)について
・腰痛の労災認定(パンフレットの発行)
・心理的負荷による精神障害の労災認定基準について
■環境不祥事の教訓
より詳細な解説と参考事例紹介
■労働災害の真相
より詳細な解説とベストプラクティス紹介
■環境事故・ニュースレポート
全国の事故・事件情報 6件
■労働災害レポート
全国の労働災害・書類送検情報 18件
★不祥事・災害事例の出典:明記のないものは毎日新聞
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