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NO.247

爆発:横浜の化学工場、8人軽傷 2年前も2人死傷

■■ ESHの解決策
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                          2010.1.20 No.247

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

本日1月20日は「大寒」、一年で最も寒い時期とされる日を迎えました。暦
とは裏腹に日本列島は暖かな陽気となっています。しかし、週末に向けてまた
寒さが戻ってくるようです。寒暖の差が激しくなりますので、体調管理には十
分お気をつけくださいね。

話は変わりますが、皆さまは太陽を見るとくしゃみが出たりしませんか?私は
眩しいと感じると必ずといっていいほどくしゃみが出ます。以前、実家でこの
話題が出たところ、家族(両親・兄二人)は「そうそう、出るよね」と言った
のに対し、義姉二人と私の主人は「え~、出ないよ。●●家の遺伝じゃない
の?」と変った家族扱いを受けてしまいました。

そこでインターネットで調べてみたところ、ちゃんと説明されているではあり
ませんか。

光くしゃみ反射とは、光刺激が誘因となって反射的にくしゃみが起こる現象を
いう。屋内から晴天下の屋外に出た時や太陽の光が直接目に入った時など、ま
ぶしさを感じると同時に起こる。この反射は日本人では約25%の人に現れる。
優性遺伝によって子孫に伝えられると考えられ、光くしゃみ反射をもつ家系で
は複数の家族が光くしゃみ反射を持つことが多い。(出典: フリー百科事典
『ウィキペディア(Wikipedia)』)

この現象がどのような体内のメカニズムによって起こるかについてはまだ十分
に医学的に証明されていないそうですが・・・

反射を起こす光の強度には個人差があるようで、私は室内の蛍光灯でもいける
ので何となく鼻がムズムズするときに光を見つけて目を細めるとくしゃみを出
すことができてスッキリします。

ただ、運転中に日差しが目に入ると危険なので、十分に気をつけています。
(門)

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◆お知らせ

なぜ環境不祥事はとめられないのか?

  国際レベルの解決策を提供する
         工場経営コンプライアンスセミナー

(社)産業環境管理協会は、環境省の後援のもと標記セミナーを下記により開
催します。
弊社の黒崎も講師を務めますので是非ともご参加ください。

日 時:2010年2月23日(火)09:30-17:00
場 所:東京都千代田区(神田)
内 容:① 環境不祥事の実態と教訓
② 環境リスク、環境コンプライアンスの定義
③ 環境コンプライアンスのマネジメント
④ 環境コンプライアンス監査
⑤ 修了試験(受講者には修了証交付)
費 用:30,000円(JEMAI会員は18,000円)
(講師特典により本メルマガ読者様はJEMAI会員と同額により受講する
ことが可能となります)
定 員:30名

本セミナーでは、一流のグローバル企業がどのようにガイドラインを策定し環
境監査によりガバナンスを実践しているのかを具体例を交えてお伝えします。
あるべき姿を知っていただくためにも是非ともご参加ください。

★詳細とお申込み方法

詳細は次のサイトをご覧ください。

http://www.biz.jemai.or.jp/kenshu/pg4.html

お申込みは、上記サイトから「研修会お申し込み」ページにアクセスし、3.工
場経営コンプライアンスセミナーの申込用紙をダウンロードの上、FAXにてお
申し込みください。

なお、割引適用を受けるため、申込用紙の余白に必ず ”メルマガ読者”とご
記入ください。

研修の充実を図るためにアンケートをお願いしております。ご協力をお願いい
たします。
→ http://www.iehsg.org/questionnaire0911.html

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■環境不祥事の教訓

◆六価クロム溶液:岐阜・金具製造工場から、1000リットル流出/岐阜
(1/8)

岐阜市自然環境課は7日、同市黒野の水洗金具製造会社「KVK」の工場から
六価クロム溶液約1000リットルが流出したと発表した。溶液は同市の板屋
川につながる蛭川都市下水路に流れ出たため、市は水門を閉鎖したが、同日午
前に板屋川で環境基準の約40倍を超える2ppmの六価クロムが検出された。
同課は汚染水をくみ上げて回収し、午後には数値は下がった。上水道への影響
はないという。

同課によると、同工場の排水溝につながるパイプが破損し、六価クロムが流れ
出たという。

◆解説

同社はJASDAQに上場し、連結の従業員は1000名を超え、2000年にはISO14001の
認証を取得している優良な企業です。

同社のホームページには次のように「重要なお知らせ」欄にアップされていま
す。

1/8:「めっき処理装置の配管破損により、六価クロム溶液が河川に流出する
事故が発生し、岐阜市自然環境課へ届出した」とのお詫び

1/15:1月12日に流出再発防止策を岐阜市自然環境課へ提出し、1月13日に同課
の安全確認がなされたことから、自主的に停止していためっき処理装置の操業
を本日から再開した」ことの報告と「今後、事故の再発防止に向け、全力で取
り組んでまいる所存」との決意

一方、岐阜市のホームページによると、「岐阜市では油類流出、魚類へい死に
加え、白濁等の異常水質が認められた場合も『水質汚濁事故』として扱うこと
にしており平成20年には52件の水質汚濁事故が起きている」ことを示していま
す。

また、同市では、「水質汚濁事故に速やかに対応をするため、関係部署との間
で『岐阜市河川事故対応措置』を作成、水質汚濁による被害の拡大防止に努め
ている」ことも記しています。

同対応措置がどのようなものかまでは確認できませんでしたが、今回の流出事
故への対応にも役立ったものと推察されます。

消火作業の消防署との合同訓練をしている事業所は多いものですが、自治体の
環境部門との水質汚濁事故の合同訓練も役立つと考えられ、実際に実施してい
る自治体/企業もあります。是非とも自治体と協議してみてはいかがでしょう
か。

★自治体と合同の水質事故防止訓練を実施しているベストプラクティスの動画
を「ESHエキスパート」で紹介しています!

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

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■労働災害の真相

◆爆発:横浜の化学工場、8人軽傷 2年前も2人死傷 (1/8)

7日午後5時50分ごろ、横浜市金沢区の化学メーカー「日本カーリット」横
浜工場で爆発が起きたと110番があった。神奈川県警金沢署と市安全管理局
によると、工場内の建物8棟(面積約2229平方メートル)が全壊するか全
焼し、同8時15分に鎮火。工場の34~55歳の従業員6人のほか、別の工
場の男性従業員(39)、近くを車で走行中に割れたフロントガラスで右手を
切った男性会社員(34)の計8人が軽傷を負った。

同工場は08年4月にも従業員2人が死傷する爆発事故が起きており、県警は
業務上過失傷害容疑で捜査を開始した。8日に現場を実況見分する。

08年の爆発事故で、当時の工場長ら3人が先月、業務上過失致死傷などの容
疑で県警に書類送検されていた。送検を受け、同社担当者は「爆発を招くよう
な危険物を扱う業務をやめた」と説明していた。

(続報)原因個所は高圧釜 捜査本部、ほぼ断定/神奈川 (1/16)

「日本カーリット」横浜工場で起きた爆発事故は、金沢署に捜査本部が設置さ
れ15日で1週間が過ぎた。捜査本部は、工場中心部の有機製造棟にあった高
圧釜が爆発したと、ほぼ断定した。事故原因の特定を急ぐが、爆発が大規模だ
ったこともあり、解明には時間がかかりそうだ。

県警などによると、爆発したとみられる高圧釜は高さ6メートル、重さ10ト
ン以上、容積1500リットルで、棟内にあった釜4基の中で最大だった。0
8年春に同工場の従業員2人が死傷した事故で爆発した高圧釜(40リット
ル)に比べ、40倍近い大きさ。今回の爆発後、棟から約40メートル離れた
工場敷地外の道路で、釜の一部がめり込んだ状態で見つかったほか、釜があっ
た場所には深さ約1.8メートル、直径約3メートルの穴が開いていたという。

県警などによると事故の直前、釜では液晶テレビの原料を製造中で、3種類の
物質を釜に入れ、水素ガスを充てんさせて反応させる作業をしていた。温度が
上がらず反応がうまく進まなかったため作業を中断し、直後に爆発したとみら
れる。

東京工業大学資源化学研究所の田中正人教授は「反応がスムーズにいく時は問
題ないが、一部が反応しかけている状態で放置した場合、発生した熱が元で爆
発的に反応が進み、制御できなくなる可能性もある」と指摘する。

これまでけが人は、工場従業員8人と工場近くにいた一般人4人の計12人が
確認されている。いずれも軽傷で、県警幹部は「死者が出なかったのは奇跡」
と話す。県警は釜の内部が異常に高圧になって爆発した可能性が高いとみて、
業務上過失傷害容疑で捜査している。

反応の手順が適切だったか▽釜など機器に不具合がなかったか▽想定を超える
異常な反応の有無--などを検証し、会社側の刑事責任も視野に調べる方針。

◆解説

同社では記事にあるとおり昨年も大事故を起こしていますが、「2009年環境報
告書」(20ページ)の中でその件について触れているのは次の箇所のみです。

・2008年度重大事故につきまして

2008 年4 月、当社グループ会社の関東高圧化学(株)横浜工場研究棟で人的被
害を伴う爆発事故が発生いたしました。周辺地域の皆様、お客様はじめ、関係
者の皆様には多大のご迷惑をおかけし深くお詫び申し上げます。
今後かかる事故を二度と起こさないよう再発防止策を対処中であります。

冒頭の社長の挨拶でも事故については全く触れていません。結果論かもしれま
せんが、全社を挙げての再発防止に対する姿勢に問題があったのかもしれませ
ん。

★関係法令を「ESHエキスパート」でご紹介しています!

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★環境・安全衛生のリスク察知感性と解決策の提示力を高める

◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

「失敗とは転ぶことではなく、そのまま起きあがらないこと」

■新着情報

・産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成19年度実績)について

・カーボンフットプリントマークを貼付した製品の店頭販売開始について

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報4件

■不法投棄関連情報

 全国の不法投棄情報2件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報6件

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

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