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NO.221

座間・中原小:地下タンクから灯油2620リットル漏れる 地下に浸透か

■■ ESHの解決策
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                          2008.12.17 No.221

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
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◆ご挨拶

今年も残りわずかとなりました。慌しい毎日をお過ごしのことと思います。

今年のメルマガは本号で最後となります。今年も多くの皆さまにご愛読いただ
き、誠にありがとうございました。

来年も、皆様のお役に立つ情報を発信してゆくとともに、一方通行ではなく双
方向の情報共有の場として充実させて参りたいと思います。

一層のご支援をお願い致します。

なお、年明けは1月7日からスタートします。

年末年始でご多忙とは思いますが、ご自愛のうえ、良い新年をお迎えください。
(門)

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■環境不祥事の教訓

◆座間・中原小:地下タンクから灯油2620リットル漏れる 地下に浸透か
/神奈川 (12/4)

座間市教育委員会は3日、市立中原小学校(同市西栗原2)の地下タンクから
ボイラー用の灯油約2620リットルが漏れていたと発表した。見る限りでは
地面には油の跡はなく、地下に浸透した可能性が高い。同市では地下水をくみ
上げて水道水として供給しており、影響が懸念される。

タンクは西側校舎敷地に83年に埋設された鋼鉄製(円柱状で直径約1.4メ
ートル、高さ約四メートルで容量は約六千リットル、厚さ6ミリ)で容量は6
000リットル。暖房器具の燃料として灯油を常時、約三千リットル備蓄して
いる。腐食などの可能性もあるため、市教委は4日に掘り出して点検する。

市教委によると、1日午前11時ごろタンクに2000リットルを投入したが、
午後1時半ごろには300リットルしか残っていなかった。投入前に残ってい
た灯油と合わせ計約2620リットルが地下に漏れたらしい。

◆教訓

当該施設は、設置後25年を経過しており老朽化が進んでいたものと考えられ
ます。

下記のとおり毎年の点検が義務付けられていますが、事前の定期点検では不具
合はされなかったのでしょう。

老朽化した地下タンクは土壌汚染のリスクが高いことを認識し、早めの整備計
画が期待されます。

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■労働災害の真相

◆東京・渋谷のスパ爆発:3人書類送検 (12/12)

東京都渋谷区の女性専用温泉「シエスパ」で昨年6月、従業員ら8人が死傷し
た爆発事故で、警視庁捜査1課は12日、次の3人を業務上過失致死傷容疑で
書類送検した。

▽設計・施工を受注した大手ゼネコン「大成建設」の設計本部設備グループの
プロジェクトリーダー(50)
▽施設を所有する「ユニマット不動産」の役員(46)、管理マネジャーの社
員(41)

全員容疑を認めており、プロジェクトリーダーは「ガス配管の水抜きの説明を
失念していた」と話している。

捜査1課は、温泉くみ上げ施設のガス抜き配管の水抜き作業が行われなかった
結果、結露で発生した大量の水が配管内に詰まりメタンガスが逆流して施設内
に充満、爆発したと特定。3人がメタンガスの危険性を認識しながら安全対策
を怠ったと判断した。

調べでは、ガス処理設備の設計責任者だったプロジェクトリーダーは、ユニマ
ット側や保守管理会社に水抜きの指示を徹底しなかった疑い。

ユニマット側の役員らは05年4月、周辺住民に、ガス検知器でメタンガス濃
度を測定すると通知していながら、実際は設置しなかった疑い。

◆解説

危険性を認識しながら伝達せず、取扱説明書にも記載しなかったとのことです
が、もし、リスクアセスメントが行われていたら、メタンガスによる爆発は最
も大きなリスクとして評価され、手順や教育のリスク管理策が講じられていた
ことでしょう。

そのように考えるとリスクアセスメントや労働安全衛生マネジメントシステム
の有効性が再認識できますね。

多くの方々の記憶にも残っており、社員教育にも使える事例だと考えます。

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■新着情報

・「化学物質ファクトシート―2007年度版―」の作成・公表について

・環境省 各種法令の施行状況等の調査報告

・オフセット・クレジット(J-VER)制度 プロジェクト申請受付第1号

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介
 
 
■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介
 

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報14件

 
■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報9件

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp

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