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NO.222

新年のプレゼント

■■ ESHの解決策
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                          2009.1.7 No.222

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

明けましておめでとうございます。

読者皆様には希望に満ちた新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

このような時代だからこそ、環境安全衛生マネジメントは組織の経営基盤を確
実なものとするためにますます重要な要素となります。

2009年も「リスク察知感性と解決策の提示力を高める」お役に立てるよう有効
な情報の提供に努めてまいりますので、ご愛読のほどお願いいたします。

読者の皆様には、是非ともメールマガジン充実のためにご意見やご希望をお寄
せいただきたくお願いいたします。

本年の皆様のご健康とますますのご活躍をお祈りいたします。

環境ワークス株式会社
代表取締役 黒崎 由行

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★新年のプレゼント

2つのウェブセミナーをプレゼントします。

・書類送検事例から考えるEMS
排液の漏洩により水質汚濁防止法違反で書類送検された事例からEMSを解
説します。

・ベストプラクティスに学ぶOHSMS
薬傷事故が模範的対応により最小限に抑えることができた事例からOHSM
Sを解説します。

次のサイトからアクセスしてダウンロードしてください。

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■環境不祥事の教訓

◆廃棄物処理法違反:福島の産廃業者T社、廃油不法投棄の疑いで捜索/福島

福島署と県警生活環境課は22日、福島市森合の産廃処理業T興業が廃油など
を不法投棄しようとした疑いが強まったとして、本社など7カ所を廃棄物処理
法違反の疑いで捜索した。会社ぐるみで違反していたとみて捜査している。

同署によると、同社は今月2日、同市の自社の給油所に、別の場所で出た廃油
と汚泥の混合物を投棄しようとした疑いがあるという。県産業廃棄物課による
と、タンクローリーからホースで、廃水を給油所内に移しているところを監視
中の県職員が現認し、警察に通報したという。

同社を巡っては05年、同じ給油所で汚水が流出し苦情があったほか、川俣町
内の産業廃棄物最終処分場で汚水が流出。昨年9月も同処分場で重油流出があ
った。

◆教訓

弊社が環境省のホームページから調べたところによると、平成20年の産廃業
者の許可取消処分は229社708件に上ります。

その処分理由は名義貸し、積替保管違反、再委託違反などの実務上の違反に加
え、傷害、覚せい剤、脱税など役員の欠格要件抵触も多く、改めて廃掃法の厳
しさを感じさせるものです。

このマガジンをお読みいただいている多くの方々は排出事業者の立場ですが、
委託基準に違反していると原状回復の「措置命令」を受けることとなり他人事
ではありません。

例えば委託契約書の記載事項はたびたび法令改正されており、改正に対応して
いない古い委託契約書であった場合は措置命令を受ける可能性がありますが、
ISOの審査では現行法に適合しない委託契約書が散見されます。

改めて見直すことをお薦めします。

★法的根拠とベストプラクティスは? ESHエキスパートで詳述します!

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp

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■労働災害の真相

◆火災:三島の工場で、従業員1人軽傷 200人が勤務中で消防車25台出
動/静岡

20日午前11時45分ごろ、三島市南二日町の「横浜ゴム三島工場」の第2
工場から出火し、工場内の機械を焼き、1時間後に鎮火した。同社の男性従業
員(19)が煙を吸い軽傷。三島署と市消防本部が原因を調べている。

第2工場は、鉄骨造り地下1階地上3階建てで延べ約4万平方メートル。乗用
車のタイヤを製造しており、出火当時は二つの工場で計約200人が勤務して
いた。

市消防本部は、消防団と合わせて全消防車25台を出動させ消火に当たった。

◆解説

1時間後に鎮火ということで大したことはなく不幸中の幸いと言えるでしょう。

タイヤ工場の火災と言うと、2003年に起きたB社の栃木県での火災が思い
起こされます。

この火災では、直接損失30億円(建物・設備:13億円、棚卸資産:10億円、
撤去費用等:7億円)、間接影響を含めた損失見込額は400億円と言われて
います。

一般に直接損失:間接損失=1:4 と言われていますが、業種にもよります
が、火災の場合はさらに大きくなると考えられます。

今回は地元の消防団も駆けつけ、「構内の火災のため、暗くて煙くて火元がよ
くわかりませんでしたがプールがあったため、そこから自然水利でとり放水し
ました。タイヤの焼ける臭いでくさくて参りました」とのコメントがインター
ネット上にありました。

火災の際には消防署や消防団への情報提供なども重要な対応となります。緊急
時の対応として明確に担当者を決めておきたいものです。

ところで、以前に大爆発事故があった化学工場の担当の方に話を聞いたことが
ありますが、消防署が到着して隊長の第一声が、

「まあ、落ち着いてゆっくりやりましょうや」

だったとのことです。
その一言で冷静に戻れたと話しておられましたが、プロらしい対応ですね。

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊(新コーナー)

何かとストレスの多い環境安全衛生の仕事の支えになるよう、お役に立つ言葉
をシリーズでご披露したいと思います。

■新着情報

・産業廃棄物の排出及び処理状況等(平成18年度実績)について

・平成19年度大気汚染防止法施行状況の概要等について

・平成19年度の電気事業者別二酸化炭素排出係数の公表について

・平成19年度水質汚濁防止法等の施行状況について

・労働基準法の改正(平成22年4月1日施行)

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介
 
 
■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介
 

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報9件

 
■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報10件

【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp

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【発行元】
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