火災:山県の金属加工工場で発生 硫酸銅の溶液800~1000リットル流出/岐阜
■■ ESHの解決策
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2009.7.15 No.235
企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン
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◆ご挨拶
先日、東京ディズニーランドへ遊びに行ってきました。我が家は家族そろって
ディズニーリゾートが大好き。現在4歳の娘は、1歳のときにディズニーラン
ドデビューしてからすっかり虜になり、年に3~4回は必ず訪れています。
その魅力は何といっても「夢の世界」を体験できること。園内は見渡す限りデ
ィズニーアニメ一色で彩られ、一瞬にして日常を忘れさせてくれます。施設、
アトラクション、ショーの素晴らしさはもちろんのこと、そこで働くキャスト
の姿に感動された方も多いのではないでしょうか。朝から晩までいても飽きな
い、「また来たい」と思わせるところが一番の魅力ではないかと思います。
ところで皆さん、ミッキーの中にはどんな人が入ってるんだろう、どうやって
選ばれるんだろうと疑問に思ったことはありませんか?いつ見てもしぐさは同
じだし、ダンスも上手いし・・・。でもその秘密は決して明かされることはあ
りません。
十数年前、私の友人が就職活動の一環で東京ディズニーリゾートを運営する株
式会社オリエンタルランドを受験したときのこと。志望動機を聞かれて「私は
ディズニーランドが大好きで・・・」と熱意を語る彼女に面接官の方もふむふ
むと耳を傾けていたのですが、彼女が「キャラクターの着ぐるみにも入りたい
んです」といった瞬間、面接官の目が光り「あれは着ぐるみではありません。
ミッキーです」と一喝されたそうです。寸分の隙もありません。
さて、そんな東京ディズニーランドの裏側を描いた小説をご紹介します。松岡
圭祐著『ミッキーマウスの憂鬱』。あくまでもフィクションですが、夢と魔法
を作り出す人たちの頑張りが描かれた青春小説です。「また行きたい」と思え
る作品です。 (門)
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★新型インフルエンザ対応・マスク再入荷のご案内
新型インフルエンザの国内感染が拡大し、感染者は全国で千人を超えました。
秋からの第2波、第3波は更に警戒が必要とされています。
今から備えを万全にしておくことをお勧めします。
7月上旬に新型インフルエンザ対応マスク「バクー・ウィルソン801(N9
5規格対応)」の再入荷が決定しましたので、お知らせします。数量に限りが
ございますので、購入をご希望される方はお早めにご相談ください。
お問い合わせは → info@esh.co.jp
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■環境不祥事の教訓
◆火災:山県の金属加工工場で発生 硫酸銅の溶液800~1000リットル
流出/岐阜 (6/30)
29日午前6時ごろ、山県市富永の金属加工工場で火災が発生し、硫酸銅溶液
が貯蔵タンクから流出。県岐阜振興局によると、火災でタンクに穴が開き、メ
ッキ用の5%の硫酸銅溶液800~1000リットルが流出した。一部は放水
した水とともに側溝を通じて武儀川に流れ出たとみられる。魚類等への影響は
確認されていないという。
◆解説
化学物質を取り扱う多くの企業が教訓とすべき事故です。
火災が発生した際の対応は、避難、消火、救護、警備など多岐にわたり、自衛
消防隊を中心に対応するものの上手く機能しないケースがほとんどです。
その中で忘れてはならないのが化学物質の漏えいや消火用水のケアです。しか
し多くの組織の自衛消防隊では、排水に対する監視や浄化を担当する班を定め
ていないのが実態です。誰かに役割を割り当てておかない限り気が回らなくな
ることでしょう。
なお、雨水溝からの流出を防止するための遮断弁の閉止や土嚢の布設等も忘れ
てはなりません。
また、消防署による消火の際に化学物質の品目や保管場所等の情報を伝達する
役割も不可欠です。普段からハザードマップ(排水ルート図を含む)を作成し
ておくことや消防署との情報交換をしておくことが大切です。
貴社の自衛消防組織を見直すことをお薦めします。
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■労働災害の真相
◆ガラス落下:100メートル下に 歩行中女性、破片で手に軽傷-東京・三
菱商事ビル (7/8)
7日午後1時50分ごろ、東京都千代田区の「三菱商事ビルディング」(21
階建て)の屋上南側に設置されていたガラス製フェンス1枚(縦約2.5メー
トル、横約2メートル、厚さ約1.2センチ、重さ約150キロ)が破損し、
約100メートル下の路上に落下した。ガラスは路上で砕け散り、破片がビル
の下を歩いていた会社員女性(41)の右手に当たった。女性は手の甲を切る
軽いけが。警視庁丸の内署がフェンスが破損した原因を調べている。
三菱商事広報部によると、落下したフェンスは屋上の発電機や空調設備を保護
するために設置された。フェンスは「倍強度ガラス」と呼ばれ、かなりの力が
加わっても割れない強度があったという。今年6月に業者が点検した際に異常
はなかった。屋上の出入り口には鍵がかかっており、事故当時、人はいなかっ
たという。広報部担当者は「建築基準法上、問題はなかったと認識しているが、
破損して落下した原因は調査中で分からない」と話している。
◆解説
この事故の教訓はガラスは、特に地震の際には凶器になるということです。
ガラス飛散の恐ろしさは、2005年3月20日に発生した福岡県西方沖地震で街の
中心地で大型商用施設の窓ガラスが降り注いだ事態で、全国に強いインパクト
を与えました。
ガラスの飛散には、それ自体による負傷だけでなく、避難経路の遮断などで逃
げ遅れるなど、地震の被害を拡大させる危険をはらんでいます。
事業所内の労働安全の観点からもガラスへのケアが必要です。
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約1年前にインターネットから偶然アクセスし、内容を拝見した瞬間に「入会
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毎月2回配信される【ESHエキスパート】の「新着情報」では法令の制・改内容
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います。また、「労働災害の真相」は解説内容を自分なりに編集し、社内安全
衛生委員会に展開させていただいています。
これらの情報を毎月発行している「社内環境報告書」に盛り込み、内部コミュ
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■環境不祥事の教訓
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■労働災害の真相
より詳細な解説とベストプラクティス紹介
■環境事故・ニュースレポート
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■不法投棄関連情報
全国の不法投棄情報4件
■労働災害レポート
全国の労働災害・書類送検情報6件
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