生コン120キロ、海に不法投棄 建設業者などを書類送検
■■ ESHの解決策
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2019.1.23 No.463
企業の環境&安全衛生、ISO14001、ISO45001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン
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◆ご挨拶
厚生労働省によると、1月18日の時点でインフルエンザ患者は全国で約163.5万
となり「警報レベル」と発表されました。乾燥した空気の影響で今後も拡大が
予想されます。
おさらいとなりますが、インフルエンザの基本的な対策は以下の通りです。
1) 流行前のワクチン接種
2) 外出後の手洗い等
3) 適度な湿度の保持
4) 十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
5) 人混みや繁華街への外出を控える
1)のワクチン接種は時すでに遅しですが、2)以降はこれからでも実践できる対
策です。最大限の対策をして、できるだけご自身や周りの皆さんへの感染拡大
を防いでいきましょう。(門)
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ト・タグアウトシステムのセミナーです。ISO 45001やリスクアセスメントに
ついても解説いたします。
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■会場:品川クリスタルスクエア(東京都港区港南1-6-41)
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1.ISO45001とリスクアセスメント(講師:黒崎)
2.ロックアウトシステムのベストプラクティス(講師:黒崎)
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師)
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次の事項をご記入のうえ、ミドリ安全SH統括部宛ご送信ください。
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■環境不祥事の教訓
◆生コン120キロ、海に不法投棄 建設業者などを書類送検 (1/17)
兵庫県が発注した東播磨港(明石市二見町)の防波堤拡張工事で出た生コンク
リートを海に不法投棄したとして、加古川海上保安署が、受注した高砂市の建
設業者と社員の男(51)ら計6人を海洋汚染防止法違反容疑で書類送検して
いたことが16日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、社員らは昨年6月、東播磨港の沖合で、防波堤の拡張工
事の際に出た生コンの残り約120キロを船の上から海に捨てた疑いが持たれ
ている。
昨年6月、同保安署の巡視艇が不法投棄を発見。同保安署は11月、起訴を求
める「厳重処分」の意見を付けて書類送検した。生コンの残りは産業廃棄物と
して処理しなくてはならないが、男らは「手間が惜しかった」といずれも容疑
を認めているという。
工事は昨年3月に始まり、9月に完成。同保安署は断続的に不法投棄を繰り返
していたとみている。
県によると、この業者は昨年3月に約1億6500万円で工事を落札していた。
(神戸新聞)
◆解説
海への不法投棄です。海は処分場ではありませんが、日本でも下水汚泥,産業
廃棄物,糞尿など膨大な海洋投棄が実施されてきた事実があります。
加えて、現在でも福島第一原子力発電所からの高放射能排水の海洋投入が議論
になっています。
海洋投棄に関しては、新年に廃棄物関連の会合があり、環境省と経済産業省の
廃棄物担当者の話を聞く機会がありました。お二人とも話の多くを海洋プラス
チックの話題に割きました。
今年の環境のテーマは「海洋(マイクロ)プラスチック」となりそうです。そ
の概要について、WWFジャパンより以下のとおり抜粋します:
プラスチックごみの多くは、例えば海岸での波や紫外線等の影響を受けるなど
して、やがて小さなプラスチックの粒子となり、それが世界中の海中や海底に
存在する。5mm以下になったプラスチックは、マイクロプラスチックと呼ばれ
る。
マイクロプラスチックは、日本でも洗顔料や歯磨き粉にスクラブ剤として広く
使われてきたプラスチック粒子(マイクロビーズ)や、プラスチックの原料と
して使用されるペレット(レジンペレット)の流出、合成ゴムでできたタイヤ
の摩耗やフリースなどの合成繊維の衣料の洗濯等によっても発生する。
製造の際に化学物質が添加される場合があったり、漂流する際に化学物質が吸
着したりすることで、マイクロプラスチックには有害物質が含まれていること
が少なくない。そして、既に世界中の海に存在するマイクロプラスチックが海
洋生態系に取り込まれ、さらにボトル入り飲料水や食塩などに含まれている可
能性が指摘されている。
マイクロプラスチックについては、人を含む生物の身体や繁殖などに、具体的
にどのような影響を及ぼすのか、詳しいことはまだ明らかにされていない。し
かし、本来自然界に存在しない物質が広く生物の体内に取り込まれた結果を、
楽観視することは許されない。
海洋プラスチック問題は、企業のみならず消費者も考えるべきテーマです。
ISO14001の「外部の課題」でも取り上げる必要がある組織も多いかもしれませ
ん。
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■労働災害の真相
◆コースター事故で書類送検 大分、業過致死傷容疑 (1/17)
大分県別府市の遊園地「城島高原パーク」で2017年8月、木製ジェットコース
ター「ジュピター」を点検中の男性作業員2人がはねられ死傷した事故で、県
警別府署は17日、遊園地の元男性支配人(54)と死傷した2人を含む計4人を業
務上過失致死傷の疑いで書類送検した。
送検容疑は同年8月12日、事故を防止する措置を講じないままコースターの運
行中に作業させ、2人を死傷させた疑い。
事故では試運転中のコースターにはねられ、レールを点検していた関連会社の
男性(当時44)が死亡し、運営会社の男性従業員(47)が全身を強く打ち重傷
を負った。
運営会社は事故後、運転を約2カ月間休止した。作業員の意思疎通が不十分だ
ったとして、安全教育の強化など再発防止策を講じた。
(日本経済新聞)
◆解説
2017年当時のニュースでは、次のような状況が報じられています。
・コースターを試運転させた社員らが「2人がレール上にいたのを知らなかっ
た」と遊園地の運営会社に説明している
・レールの点検者と、運転室でコースターを操作する担当者は、無線で連絡を
取り合いながら作業する。事故現場は、乗り場近くの運転室から見えないコー
ス上だった。
・今回の試運転で、レールの点検は当初予定されていなかったが、2人は運転
室へ無線連絡をせずに点検を始めたという。
レールを点検していた被災者が、その起動装置に施錠や表示をしていれば防ぐ
ことができた災害で、とても残念です。
この災害防止の解決策がロックアウト・タグアウトプログラムです。
前述のお知らせのとおり、弊社代表が講師を務めるミドリ安全主催のロックア
ウトセミナーが2月19日に東京で開催されます。
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■復活!今日の言霊
うまくいく人は「自分のできること」を積み重ねるようにして、
勝負をしている
■新着情報
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■労働災害の真相
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■環境事故・ニュースレポート
全国の事故・事件情報 2件
■労働災害レポート
全国の労働災害・書類送検情報 21件
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