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NO.358

高校の設備点検中に男性が死亡 感電か/北海道

■■ ESHの解決策
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                          2014.9.3 No.358

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
支援するサポーターメールマガジン

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◆ご挨拶

いよいよ9月ですね。朝晩は涼しく過ごしやすくなりましたが、夏の疲れが出
やすい時期でもありますので、体調を崩さぬようお気をつけください。

先日、ある気象予報士の方が9月は台風の発生が多くなるかもしれないと仰っ
ていました。8月は一年で台風が最も多く発生する月(平年約6個)ですが、
今年は1個(実質0個)しか発生せず、統計史上最少だったそうです。こうし
た年は、9月の台風の発生が平年並みか多くなる傾向にあるそうです。

実際はどうなるか分かりませんが、心構えはしておいたほうがよさそうです。
ハザードマップなどもきちんと確認しておきたいですね。(門)

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★ 無料【ロックアウトシステムセミナー】のご案内

非定常作業時の災害防止の切り札となる「ロックアウト・タグアウト」に関し
て、ミドリ安全が下記のとおりセミナーを開催し、弊社の黒崎が講師を務めま
す。

大阪会場:9月22日(月)13:30~17:00 イオンコンパス
東京会場:9月26日(金)13:30~17:00 フクラシア品川

ロックアウトシステムに加え、労働安全衛生規則107条改正やISO45001(OHSM
S)制定情報についてもお伝えします。

定員になり次第締め切りますので、ご興味のある方は、早目に次のアドレスま
でお申込みください。

ミドリ安全株式会社 セフティ & ヘルス統括部 担当 恒光 様

sh-tokatsu@midori-grp.com

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本メールマガジンの有料版『ESHエキスパート』の150号達成を記念し、感謝を
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この機会に是非ともお申込みください。

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■環境不祥事の教訓

◆重油流出:50リットル、谷川に 放置タンクから/徳島 (8/28)

県立農林水産総合技術支援センター(石井町)が管理する勝浦町の旧果樹研究
所(2013年3月閉所)の敷地内で、少なくとも50リットルの重油が谷川
へ漏れ出していることが27日、県への取材で分かった。今のところ敷地外へ
の流出は確認されておらず、住民らの健康被害も報告されていないという。流
出は県のずさんな施設管理が原因だが、「漏れたのは少量で、外部への影響も
ほとんどない」などとして公表していなかった。

県によると、今月20日にセンター職員が敷地内を流れる谷川で重油の臭いや
油膜に気づき、近くの土中から重油が谷川へ染み出ているのを確認した。付近
を調べたところ、谷川から約30メートル離れたビニールハウス内で、ボイラ
ー機器に重油を供給するパイプの元栓が緩み、そこから重油が漏れていた。敷
地はセンターの試験地として現在も使われており、職員がハウス内での作業中、
元栓に触れてしまったとみられるという。

2013年度の組織再編に伴う研究所の閉所で、12年2月ごろにボイラー機
器は撤去されたが、重油タンク(容量約2000リットル)は重油が入ったま
ま放置され、タンク側の元栓も開いたままになっていた。流出量は不明だが、
県は50リットル程度とみている。

谷川は約500メートル下流で勝浦川と合流し、谷川沿いにはミカン農家や民
家などが点在。勝浦町によると、周辺住民らは谷川から取水していないものの、
地下水を飲料水に利用しているという。県は20日に町へ流出を伝えたが、公
表や周辺住民への周知はしていなかった。今後、大雨が降ると敷地外へ流出す
る可能性もあり、近くの男性は「事実が分からず、心配だ」と話した。

同センターの逢坂誠志・農産園芸研究課長は「施設の管理がしっかりできてい
なかった。敷地外に重油が流出しないよう、終息するまで対応したい」として
いる。
(毎日新聞)

◆解説

海外進出や景気低迷により遊休施設が増えています。

遊休施設であるにもかかわらず、内容物の化学物質や油が放置され、しかも事
例のように元バルブが閉められていないケースは数多く見られます。

施設の使用休止や廃止も「変化」であり、「変更管理」の仕組みを機能させる
必要があります。

厳しい経済環境下で内容物を処分するコストを捻出することが困難な場合もあ
ると思いますが、だからこそ変更管理の仕組みを活かすべきです。

水質汚濁防止法の特定施設や消防法の危険物施設の場合は、法的対応も必要で
す。

特に地下タンクや地下埋設配管は土壌・地下水汚染に繋がるリスクも高く、確
実な点検が不可欠です。

変更管理を徹底し、遊休・廃止施設による災害を防止しましょう。

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■労働災害の真相

◆高校の設備点検中に男性が死亡 感電か/北海道(9/1)

1日午前6時25分ごろ、北海道旭川市末広の旭川実業高校で、電気設備の点
検中だった北海道電気保安協会職員(51)が倒れているのを同僚の男性が発
見し、119番した。被災者は病院に運ばれたが約1時間後に死亡が確認され
た。

旭川中央署によると、被災者は午前6時ごろから同僚の男性と2人で点検を行
っていた。作業中に感電したとみて詳しい状況を調べている。
(産経ニュース)

◆解説

電気保安協会の職員の方ですから、専門家であった筈ですが、詳細は不明です。

感電事故による死傷者は、平成25年度120名(死者5名)、平成24年度108名
(死者15名)となります。

感電事故に関して、OHSAS18001の審査やOHSコンプライアンス監査で最も多い
指摘が、絶縁用保護具の定期自主検査に関するものです。

【労働安全衛生規則】

(絶縁用保護具等の定期自主検査)
第三百五十一条  事業者は、第三百四十八条第一項各号に掲げる絶縁用保護
具等(同項第五号に掲げるものにあつては、交流で三百ボルトを超える低圧の
充電電路に対して用いられるものに限る。以下この条において同じ。)につい
ては、六月以内ごとに一回、定期に、その絶縁性能について自主検査を行わな
ければならない。ただし、六月を超える期間使用しない絶縁用保護具等の当該
使用しない期間においては、この限りでない。
2  事業者は、前項ただし書の絶縁用保護具等については、その使用を再び
開始する際に、その絶縁性能について自主検査を行なわなければならない。
3  事業者は、第一項又は第二項の自主検査の結果、当該絶縁用保護具等に
異常を認めたときは、補修その他必要な措置を講じた後でなければ、これらを
使用してはならない。
4  事業者は、第一項又は第二項の自主検査を行つたときは、次の事項を記
録し、これを三年間保存しなければならない。
(以下略)

六月以内ごとに一回の自主検査とその記録が実施されていないケースがとても
多いのが実態です。

確実な実施が期待されます。

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■今日の言霊

  すべてのポイントでファイトした

■新着情報

 ・労働安全衛生法改正のリーフレット、Q&A集

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報 6件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報 18件

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