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NO.252

有害物質:東芝姫路の工場敷地から 基準1800倍上回るヒ素類検出/兵庫

■■ ESHの解決策
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                          2010.4.7 No.252

企業の環境&安全衛生、ISO14001、OHSAS18001の担当者、管理責任者を
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◆ご挨拶

もうすぐ4月だというのに、週末にかけて厳しい寒さが続きましたね。季節の
変わり目でもありますので、体調を崩さないようくれぐれもお気をつけくださ
い。

さて、例年ご紹介している、財団法人社会経済生産性本部から今年の「新入社
員タイプ」が発表されました。今年の新入社員は「ETC型」だそうです。性急
に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出
し過ぎにご用心。IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなる
のが心配。理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるそうです。

「ゆとり」ある心を持って、上手に接することが大事とか・・・。(門)

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■環境不祥事の教訓

◆有害物質:東芝姫路の工場敷地から 基準1800倍上回るヒ素類検出/兵
庫 (3/20)

東芝(東京都港区)は19日、姫路市余部区上余部の姫路工場敷地内の土壌か
ら、環境基準値(土壌溶出量)を約1800倍上回るヒ素類をはじめとした重
金属類や揮発性有機化合物類を検出したと発表した。4月から2年間かけて1
万9000立方メートルの土壌を入れ替える。敷地外への流出は「ない」とし
ている。

姫路工場によると、工場敷地は21万5000平方メートル。43年に操業開
始し、ブラウン管や液晶装置などを製造してきた。製造拠点の統廃合のため、
昨年末から今年2月にかけて関連会社の液晶ディスプレイの製造を中止してお
り、これに合わせて昨年5月から土壌調査を実施していた。

検出された有害物質の溶出量(水1リットル当たり)は、
▽ヒ素類18ミリグラム
▽トリクロロエチレン670ミリグラム(基準値の約2万2000倍)
▽水銀類0.69ミリグラム(約1380倍)
▽鉛類1.5ミリグラム(約150倍)--など。

敷地境界の地下水はいずれも基準値内だった。

一方、15日に東芝側から報告を受けた姫路市は「敷地外への流出はないとみ
られるが、周辺民家の井戸の使用状況などを調べる方針」としている。

◆解説

本ケースのように事業所の統廃合などを契機に土壌汚染を調査すると、歴史の
ある工場ではほとんどが何らかの有害物質が検出されるものです。

さて、4/1から、改正土壌汚染対策法が施行されています。

法改正の趣旨は次のとおりです。
・法に基づかない土壌汚染の発見増加
・掘削除去の偏重
・汚染土壌の不適切な処理による汚染拡散

特に新しい改正点としては、3,000㎡以上の土地の形質変更時に届出が必要と
なり、知事はその土地が汚染のおそれがあると判断した場合は調査命令を出す
ことが可能となります。(第4条;敷地外搬出土壌がない場合などは除外))

大企業においては経営資源も豊富で十分な対応ができますが、中小企業におい
ては事業を止めるに止められない状況も増えそうです。厳しい経営環境下で辛
うじて残った筈の土地が負債になってしまうのでは特定施設を廃止することす
らできない悲惨な状況に陥りそうですね。

このような中小零細企業に支えられてきた日本経済が抱える負の遺産とも言え
そうです。

★本ケースを改正土壌汚染対策法に照らして「ESHエキスパート」で詳述して
います!

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■労働災害の真相

◆労災死亡事故:小松精練と工場長、労働安全法違反容疑で書類送検/石川
(3/20)

小松労基署は19日、1部上場の繊維業「小松精練」(能美市)で昨年2月に
発生した労災死亡事故について、会社側が危険防止措置をとっていなかったと
して同社と男性工場長(43)を労働安全衛生法違反容疑で書類送検した。

同署によると、昨年2月23日、男性社員(当時42歳)が布生地の加工作業
中、生地を巻く回転軸の端にある爪に服が巻き込まれて上半身が絞まり、窒息
死した。容疑は、会社側が、爪を覆う安全カバーや囲いなど、法令で定められ
た危険防止措置をとらなかったとされる。

◆解説

死亡した被災者が42歳、送検された工場長が43歳と、いずれも働き盛りの男性
を襲った悲劇ですね。

労働安全衛生規則では、次のとおり規定しています。

(原動機、回転軸等による危険の防止)
第百一条  事業者は、機械の原動機、回転軸、歯車、プーリー、ベルト等の
労働者に危険を及ぼすおそれのある部分には、覆い、囲い、スリーブ、踏切橋
等を設けなければならない。
2  事業者は、回転軸、歯車、プーリー、フライホイール等に附属する止め
具については、埋頭型のものを使用し、又は覆いを設けなければならない。

”回転軸の端にある爪”に服が巻き込まれたとのことですが、カバーや非常停
止装置などの措置が講じられていなかったことが残念です。

★教育訓練に有効な事故事例資料を「ESHエキスパート」でご紹介していま
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【ESHエキスパート】 → http://www.esh.co.jp/expert.html

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◆本日発行「ESHエキスパート」の記事紹介

■今日の言霊

「悲観論者は機会を困難に変え、楽観論者は困難を機会に変える」

■新着情報

・化管法施行規則の一部を改正する省令の公布、施行について

・ダイオキシン類対策特別措置法施行規則の一部を改正する省令等について

・環境物品等の調達の推進を図るための方針の公表について

・土壌汚染対策法施行規則の一部を改正する省令等に係る告示の公布

・平成21年度水質汚濁物質排出量総合調査の調査結果概要について

・「環境投資等実態調査」の結果について

■環境不祥事の教訓

 より詳細な解説と参考事例紹介

■労働災害の真相

 より詳細な解説とベストプラクティス紹介

■環境事故・ニュースレポート

 全国の事故・事件情報10件

■不法投棄関連情報

 全国の不法投棄情報4件

■労働災害レポート

 全国の労働災害・書類送検情報16件

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